懐かしい友と出逢った

なごみ農園から依頼のあった年賀状を作り終えて、午前中、隣りの大網白里市の、とあるストアの駐車場で待ち合わせてお渡ししました。
少しの間おしゃべりをして来年の再会を約束して別れました。
お土産をいただきました。



なごみ農園の自然卵です。
青いのがアローカナの卵で、赤いのがナゴヤコーチンの卵です。



右が鬼柚子で左がレモンで、農園で無農薬栽培されています。
鬼柚子は柚子ピールを作ったら果肉が厚くて良いでしょうねぇ。
何時かは挑戦してみたいと思っています。



奥さま手作りの柚子味噌です。
柚子の香りがして料理のわき役に美味しそうです。


ちなみに、私は里山の会の黒米をプレゼントしました。
十数年前に、初めて黒米ご飯をご馳走になったのがなごみ農園でした。
黒米にそんな思い出があり、奥さまも大変喜んでくれました。


帰りに近くにある「JA緑の風」に寄って買い物をしていたら、偶然、昭和40年代に一緒に働いていた職場の後輩に逢いました。
ご主人も一緒で、お互いにビックリするやら、懐かしいやら・・・
久しぶりに3人でしばしのおしゃべりをしました。


昭和40年前半、私は出産してからも働いていました。
当時女性は寿退社が多い時代で、産休を取ること自体が困難な事でした。
上司から労働基準法に定められているから、どうしてもと言うなら仕方がないが当社では前例がない」と、退職しろと言わんばかりにさんざん嫌味を言われましたが、子供を育てながら働きたいという強い気持ちと後輩たちの為に前例を作ろうと必死に頑張りました。
ところが、皮肉な事に子供が身体が弱くて欠勤することが多く、結局は退職せざるを得ませんでした。
何人かの後輩は私を見習って、結婚後も子育てをしながらその職場で頑張ってきたのです。
私が退職後も、彼女たちは私の家に職場の悩みや子育ての相談にやってきました。
頼りにされている私も嬉しくて職場の様子が分かり、彼女たちに精いっぱいのエールを送りました。
ちなみに、私は家庭に入って7年間2人の子供を育ててから、他の職場を幾つか転職しながら定年まで働きました。
そんな経緯があって、何人かの後輩とはずっと繋がりあって長年の特別な友になりました。
彼女は現在64歳ですが、ある介護事業所で女性の社長さんの片腕として頑張っている頼もしい後輩です。
心身ともに弱気になっている私に元気をもらえたひと時でした。