なごみ農園で「鶏の処分」

昨日、なごみ農園で「鶏の屠殺・毛抜き作業」が行われました。
事前に奥さまからお誘いを受けており、体長は?マークでしたが気分転換の為に参加しました。
今回は新しい仲間のSさん夫妻が屠殺から体験したいということで、産卵率の低下した鶏を13羽処分しました。
まず、羽と足を紐で結び逆さに吊るして首を切ります。
出血が止まったところで、90℃のお湯に30秒入れてから冷水に5分間入れました。
90℃のお湯に30秒入れることが大切で、お湯が熱過ぎると毛を抜く時に皮がむけてしまい、お湯がぬるいと毛がきれいに抜けません。
今回は温度管理が完ぺきで、きれいに毛が抜けました。
メンバーはオーナー夫妻を入れて6人でした。
オーナーから鶏のプレゼントがあり、解体はそれぞれが自宅に持ち帰って行うことになりました。



ゴヤコーチンです。



房総地鶏で、卵も良く産みます。
千葉県の養鶏試験場で肉食用に開発されたオリジナルの地鶏だそうです。



アローカナです。
鶏の中では一番野生に近くて、やんちゃだそうです。



アローカナの卵です。
きれいな緑卵で、飼育数が少なく店頭にあまり出回っておりません。



毛抜き作業が終わったら、バーナーで軽く鶏の表面を焼きます。
うぶ毛をきれいに焼くことと、表面の脂を焼くことで臭みが消えて
美味しくなるそうです。
また、無農薬飼料を与えて平飼いしている鶏の肉や卵は、普通の鶏よりも何倍も栄養価が高いと言われております。



昼食に、オーナーの故郷である、熊本県の郷土料理「だご汁」をいただきました。
小麦粉を練って薄く延ばしてちぎって入れてあります。
沢山の野菜を入れて味噌仕立ての美味しい料理です。
厚焼き卵は塩麹と砂糖を少々入れて焼いたもので、コクがあって美味しかったです。
また、塩麹入りのヨーグルトムースも美味しくいただきました。
他に、それぞれに持参したジャガイモのお焼き・シフォンケーキ・ジャムなどのデザートも美味しかったです。
新しい仲間が増えて興味をそそる話が次々と飛び出して、有意義な昼食タイムでした。



午後になって薄日が出てきたら、合鴨たちが田んぼに繰り出してのんびりと羽つくろいを始めました。


Sさん夫妻とOさんが帰られてしばらくして、Kさんがお友達2人伴なって遊びに来ました。
お一人は鍼灸・整体師で、もう一人の方は二人ヨーガ楽健法セラピストです。
またまた新しい出会いに話題が盛り上がりました。
農園を訪れる方々は、それぞれに多彩な才能の持ち主が多く勉強になります。
しばらく農園を散策して帰られました。
私にとっても有意義な一日でした。
ただ、まだ無理の効かない状態で昨晩は痛みが強くてあまり睡眠がとれませんでした。