ダイヤモンドリリーの球根選別

今日も雨です・・・9日連続の雨模様で、さすがに太陽が恋しいです。
昨日高坂園芸さんでオオムラサキの撮影を終えた後、ビニールハウスの中でダイヤモンドリリーの球根選別の作業を手伝いました。
ネリネ・サルニエンシス」といい、南アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物です。
ラメのような花弁が太陽に当るとキラキラと輝くことから、別名ダイヤモンドリリーといわれている人気の高いネリネです。
自然交配の難しい植物で殆んどが人工交配で増やしているそうです。



掘り越した球根です。



皮をむいて5種類のサイズに選別します。
一番大きい球根は直径3cm以上あり、来年の10月上旬に開花するそうです。
球根を植える時期は8月〜9月で、球根の1/3は土の上に出して植えるそうです。
他の球根はまだまだ先で、実生から初めての開花まで4〜6年かかるとのこと。



球根は不織布のように柔らかい繊維に覆われています。



この花は「さぎ娘」という品種で、太陽が当るとキラキラと光輝きます。
以前撮影した画像があったので参考までに掲載しました。
他に、朱色・ピンク・赤などの種類があります。



帰りにお花を沢山いただいてきました。
大・小のパイナップルリリーと2種類のクルクマです。
ご近所にもおすそ分けして珍しい花だと喜ばれました。



クルクマの花弁に見えるのは苞で、小さい花が苞の下の方に見えます。
熱帯アジア原産のショウガ科の球根植物で、タイやカンボジアなどに分布しています。



小さいパイナップルリリーとクルクマをガラスの花びんに生けてみました。