「虫クラブ」発足


朝から太陽がギラギラ照りつける真夏日になりました。
午前中高坂園芸さんの蝶ハウスに6人が集まって、オオムラサキの観察をしました。
初めての方が何人もいて、高坂さんが質問に答えたりオオムラサキの飼育について色々と説明をしました。



指に止まっているのはオオムラサキの雌です。
翅を折りたたんだままじっとしています。
今日は何故か雌のオオムラサキだけ飛んでいて、雄のオオムラサキの姿が見えなかったです。
エノキの葉影か草の陰で休んでいるのか・・・不思議です。



観察が終わってから涼しい場所に移動して話し合いが持たれました。
観察会は、卵を見つける・孵化した幼虫の成長の観察・幼虫のまま草陰や土の中での越冬の様子・蛹・羽化の様子・蝶の観察と、1年に5〜6回程度になりそうです。
行く行くは場所をもっと広げて、アゲハチョウやギフチョウなども一緒に飼育したいと夢は広がります。
年会費が1人1,000円、内訳は500円を観察会の時のお茶代に、500円は観察会のチラシ・名刺などの資料代に充てる。
今日参加出来なかった人が何人かおりますが、会員証代りの名刺はこのデザインに決まりました。
キャッチフレーズもこれで良いいうことになり、友達に話をするのもを誘うのも、この名刺を出せば一目瞭然で説明が要らないと評価されました。
私が近い内に名刺を作って高坂さんに届けることになりました。



話し合いが終わってから、高坂さんのビニールハウスの花を見せていただきました。
ピンクのクルクマです。
タイ原産の花で、花弁のように見えるのは花苞で花苞の中にある薄紫の小さいのが花です。
東京がお盆に入るので人気があるそうです。

イエローのクルクマです。
こちらの方が花がはっきり見えますね。



次に路地植えのクリナムの畑に案内していただいて、皆でクリナム摘みを体験しました。
取り方を教わってもなかなか上手く取れません。
取っただけいただきました。



クリナムヨトウという害虫だそうです。
若い幼虫は葉の中にもぐって食害し、ある程度大きくなると芯に深く潜って食害して枯らしてしまうそうです。
5cm位ありました。
駆除するには浸透性の農薬を使うそうです。


園芸作業が忙しい中、午前中たっぷりと皆で楽しませていただき、パイナップルリリーとクリナムの花をいただいて帰ってきました。