国蝶オオムラサキの飼育ハウス作り


初夏の陽気でかなり日差しが強かったです。
高坂園芸さんの林の中に、国蝶オオムラサキの飼育ハウスを作って観察会をおこなう企画があり、ハウス作りのお手伝いに行ってきました。
ハウスが出来たら、茂原市オオムラサキを飼育しておられる伊藤先生の所に幼虫をいただきに行くことになっています。
写真のオオムラサキは2012年に先生のハウスを訪れた時に撮影したものです。
オオムラサキが舞う様子を想像しながら作業をしました。
オオムラサキの詳しい情報は下記をクリックしていただくと分かります。
http://d.hatena.ne.jp/miyotya/20120615



ハウスは4m四方で高さ3.5mのハウスを作ります。
直径48mm×4mの足場パイプを4本切って、金具を付けているところです。



手作りのドリルでパイプを埋め込む穴をあけているところです。
このドリルで穴をあけると、パイプがピタッと納まり揺らぐことがないです。



ビニペットの寸法を計って高速カッターで切っているところです。
ビニペットはハウスの防腐ネットを抑えるために使います。



土台になる枠組みが出来ました。
真ん中の樹木はオオムラサキの食草になるエノキです。



支柱も足場パイプを4本切り、午前中の作業はここまで終了しました。



測量機器がない場合のコーナーの90度の取り方を図に書いて教わりました。
3mと4mのパイプを置いて底辺と高さを結ぶ辺を5mにすると、全てのコーナーが90度になります。
この方法で土台部分を作りました。



高坂園芸さんで長年の努力が実った新種の花が発売されています。
この花は「イキシア・アクアマリン」という新種で、花の名前も高坂さんが付けました。
高坂園芸さんが16年前に人工交配をして種を蒔き、その後選抜を繰り返して4年前に決定して増殖し発売に至った花です。