「桑田・里山の会」4月定例会


昨日は「桑田・里山の会」4月定例会でした。
穏やかな春の陽気になり、野外活動には最適な日でした。
里山のフィールドには、会員が上げてくれた鯉がへんぽんとひるがえっておりました。
杏の植栽されている山の斜面にも鯉が高く泳いでいました。
遠くから良く目だちます。



朝礼で事務局長さんから今年の主な活動予定が話されました。
主に里山の園路の整備をします。
園路に当る場所の木を伐採したりして皆が休憩できる場所を作って、誰もが安心して気軽に散策出来るようにしたい。
直してほしい場所や枯れ枝などを片付けてほしい場所など、気が付いた点を報告して下さい。
主な作業は草刈りですが、名前の分からない木でも切らないでください。
そして、2名の新会員の紹介がありました。
それぞれに自己紹介をしていただき、一人の方は「桑田・里山の会」のホームページを見て参加を決めたそうです。
嬉しいことです。
そしてイベントなどで里山のガイドをして下さるKさんからは、フィールドの周りには貴重な関東タンポポが沢山生えているのでなるべく刈り取らないでください。という要望がありました。
Sさんからは、3月29日に行われた「春のぐる〜り里山さんぽ」の報告がありました。
参加者はスタッフ含めて21名で、自然と地域の歴史に触れた興味深い散策で楽しかった。という参加者の声だったそうです。
詳しいことは下記をクリックしてご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/miyotya/20140330



2月の定例会で50本植栽したヤマザクラ若木が何本か花が咲いていました。
一番多く花を付けていた桜を撮影しました。
太陽に向かって輝いていました。


昨日の参加者は30名でした。
私の予想が当って、果して失敗なく食事当番が務まるのか不安がよぎりました。
里山の撮影もそこそこに、手伝って下さるM・Kさんと里山センターに行き、2升のお米をといて炊飯器にセットしてから豚汁の材料・その他必要な物をスーパーに買いに行きました。
こちらの地理の分からない私は、テキパキと買い物をこなすM・Kさんにおんぶにだっこです。



昼食は里山センターですることになりました。
豚汁・筍の入った混ぜご飯・里山のタラの芽の天ぷら・Iさんからの漬け物の差し入れと買ったタクワンです。
これで1人分200円です。
筍は、里山センター長が茹でて下さりM・Kさんが煮つけてくれたもので、調理も手際良くやってくれて天ぷらも揚げていただき、当番の私は本当に助かりました。
混ぜご飯の上に乗っているのはインゲンを茹でて刻んだものです。
もちろんM・Kさんのアイデアです。
タラの芽の天ぷらは揚げたてを二人でつまみ食いをしました。
口の中でとろけて本当に美味しかったです。
これは料理するものの特権ですね。
お陰さまで30人分の料理が失敗もなく出来あがりました。



部屋の中に座りきれないので、外の休憩所で食事をしている会員たちです。



女性陣と一部の男性陣は部屋の中で昼食をとりました。
盛り付けと運ぶのは女性の会員が手伝ってくれました。
美味しいと言っていただいたのでホッとしました。



午後から「桑田・里山の会」の新年度総会が行われました。
会長さんの挨拶のあと、事務局長さんから会計報告と活度報告、新年度の活動予定が話されました。
「桑田・里山の会」の活動はいすみ市でも高く評価されており、近隣地域にも知られるようになり嬉しいことです。



全ての行事が終わったところで、里山センターの竹林で筍掘りをしました。
小さい筍がポコポコ顔を出していました。
里山センター長さんの日頃の管理のたまものです。



掘ってもらった筍を3本いただいてきました。
私の大役が終わり、里山の作業よりも疲れました。
お手伝いしていただいたM・Kさんとも話したのですが、安い値段で温かい昼食が食べられるのが里山活動にとって大きなメリットであり参加者が増える要因でもあると。
その食事当番を何年も担当して下さったMさんの苦労に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。