「桑田・里山の会」4月定例会に参加

昨日、半年振りに「桑田・里山の会」4月定例会に参加しました。

友人のAさんの車に便乗させていただきました。

雨の予報が出ていて気がかりでしたが時々薄日が差して良い陽気になりました。

 

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親しい会員たちと挨拶をしておしゃべりをしていて、一番に目に飛び込んできたのがピンクの桜でした。

 植物に詳しいKさんに聞いたところ「ゴテンバザクラ」だと教えてくれました。

 

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朝礼で事務局長さんから作業の説明がありました。

アンズテラスの除伐材の撤去と作業路開設・鯉のぼりの設置・山野草などの名札掛け・周辺の草刈りなどでした。

残念なことは、タラの木が全て途中から切られて何者かに持ち去られてしまったことです。

平和でのどかな田舎でも心無い人がいるものですね。

毎年4月はタラの芽の天ぷらがメインでしたが残念でした。

4月の食事当番がAさんでKさんと私が手伝うことになりました。

里山で採れたタケノコを使って、タケノコの炊き込みご飯と野菜サラダ・具沢山の豚汁です。

 

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食事作りに行く前にフィールドに咲いているシャガを撮りました。

大好きな花の一つですが里山のシャガは花の色が薄いです。

 

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会員のK・Tさんに教えてもらってニリンソウも撮ることができました。

ここでニリンソウに出会えたのがラッキーでした。

 

もう少し里山を散策したいと思いましたが、食事当番の3人で早々に里山センターに行きました。

里山散策のお客が7人いるので37人ぐらいになります。

大体40人分の食事を作ることになり結構大変でした。

 

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仕事が一段落したところで、3人で里山センターの竹林でタケノコ探しをしながら散策しました。

4本見つかり、センターで作業をしている会員に掘ってもらいました。

画像はタケノコの子供です。会員が見せてくれました。

こういう地下茎からタケノコが育つのですね。

私はタケノコを探しながら野草の写真も撮って歩きました。

 

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ウラシマソウです。

サトイモ科の多年草で日陰地に生えています。

苞の中の軸の一部が長い糸状に伸びています。

これを浦島太郎の釣り糸に見立てて名前が付いたようです。

 

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キランソウです。

シソ科の多年草で別名ジゴクノカマノフタと云い、花が立ち上がらずに地面に張り付いて広がります。

 

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カキドオシの可憐な花が方々に咲いていました。

4月~5月にかけて花の咲いている時期のものを刈り取り、良く洗ってから天日で乾燥させてカットします。

カキドオシ茶として飲めますが少し苦いです(経験済み)

 

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モカタバミがきれいに咲いていました。

名前の由来は、根の先が芋のような形をしているからだそうです。

私も実際に根を掘ってみて納得しました。

 

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作業の都合で昼食が12時半頃になりました。

タケノコの炊き込みご飯と野菜サラダ・豚汁・人参とキュウリの糠漬けです。

因みに、糠漬けは私の差し入れです。

何となくあわただしくて食事風景を撮影するのを忘れていました。

昼食代は1人300円でした。

 

午後からフィールドで総会が行われました。

決算報告・新年度予算(案)・役員(案)・一年間の活動報告・これから1年間の行事(案)などが話し合われました。

 

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里山センターで食事の後片付けをして、掘ってもらったタケノコを頂いて3時半頃に帰ってきました。

久しぶりの参加で疲れがどっとでましたが、有意義な一日を過ごすことが出来ました。

やっぱり自然散策はワクワクします。

また体調を整えて参加したいです。