過去に視察した「第五福竜丸展示館」

今日の読売新聞に死の灰 忘れないで「仲間のため 語り継ぐ」』という大きな見出しで第五福竜丸のことが掲載されています。
毎年3月1日のビキニデーが近くなると掲載されていますが、こんなに大きく掲載されたのは珍しいように思いました。


私は2007年に、東金ユネスコ協会と他団体合同主催による「戦争の惨禍を次代に語り継ぎ、平和を学び、希求する」というテーマのバスツアーに参加して第五福竜丸展示館や東京大空襲・戦災資料センター」などを見学してレポートにまとめたことがあります。


第五福竜丸の船体・ビンに詰められた死の灰・航海日誌・手帳・マグロ漁の模型・乗組員の生活用品などの展示物を目の当たりにして、その悲惨さに驚きながらガイドさんの説明を一語も聞き逃さないように必死にメモを取ったことを鮮明に思い出しました。
1954年3月1日にマーシャル諸島ビキニ環礁で行われたアメリカの水爆実験は、広島・長崎の1,000倍以上の威力があったそうです。
詳しいレポートは、私のHP「みよちゃん通信」『研修視察「第五福竜丸展示館・他」』に掲載してあります。
関心をお持ちの方は、ぜひご覧いただきたいと思っております。
URLはこちらです。
http://www11.plala.or.jp/miyotya/syuki46.htm


また、2012年に開催された「第55回千葉県母親大会」放射能とどう向き合うか(日本で命を守るために)」というテーマで記念講演された、アメリカの詩人、マーサー・ビナートさんの言葉が脳裏に浮かんできました。
原発を作ること自体が犯罪だ。原爆と原発は同じ本質であり、核の利権から子供達を守る為に利権の絆を断ち切る必要がある。』