3・1ビキニデー

毎年3月1日は「3・1ビキニデー」を思い出します。
それは2007年ですが、ユネスコ協会の研修視察で第五福竜丸展示館」を訪れてから一層意識するようになりました。
見学の様子や内容にについては、2014年2月26日のブログに掲載してありますが、URLを貼り付けておきますのでどうぞご覧ください。
http://www11.plala.or.jp/miyotya/syuki46.htm
今日は一緒に参加した友人の詠んだ短歌をご紹介したいと思います。



      古びても 朽ちはさせまじ 福竜丸
             核戦争の 脅威続く世


      死の灰の 積りし甲板 網残る
             被爆マグロを 獲りし日忘れず


      黒々と 重きエンジン 黙しけり
            乗組員の 無念秘めつつ 


      父慕う 子らの手紙の 悲しみは
            平和を守れと 胸に迫り来
      (久保山愛吉さんの小学生の娘さんの作文を見て)


      千羽鶴 色とりどりに 飾らるる
            折りたる子らの 祈りの重く


      四千キロ へだてし島より 死の灰
            日本に降りぬ 半年の後


      広島の 千倍量を 被爆せし
            船は訴う 叡智尽くせと


      記念館の 語りべの熱(ねつ) 心打つ
            一人の胸に 平和のとりでをと