2月24日に夫の実家の義姉が91歳の生涯を終えました。
亡くなる半年前に、糖尿病による合併症の腸閉塞を起こし入院加療中でしたがとうとう帰らぬ人となってしまいました。
26日仮通夜・27日本通夜・28日葬儀・納骨・初七日の法事と、慌ただしく時が過ぎました。
生花や供物で埋め尽くされた立派な祭壇に飾られた義姉の遺影は、優しい面影が偲ばれました。
義姉は昭和23年に旧家に嫁ぎ、戦後の物資がない時代に兄弟が8人もおり、下の方の兄弟は小さくて自分の子供を育てているようだった。
と、生前にその時のエピソードを笑い話のように話してくれたことがありました。
もちろん、その中に我が夫も含まれていたんです。
葬儀斎場の大きな部屋に会葬者がいっぱいで、旧家の交際の広さと気さくで飾らない人柄と人に振舞うことが大好きだった義姉の長年の生き方が表れていると思いました。
夫の兄弟は3人になってしまいましたが、こういう場に懐かしい方々とお会い出来て旧交を温めることが出来たのも、義姉の引き合わせだと思いました。
義姉のご冥福をお祈りするとともに、私達夫婦も精いっぱい生きようと思います。