新盆見舞と当地の習慣

今年の2月に義姉が91歳の生涯を終えて夫の実家は新盆を迎えました。
新盆見舞いは、兄と夫の兄弟で上品なデザインの盆提灯を仏壇にあげました。
昨夕迎え盆にお墓に行かれなかったので、午前中に夫と一緒に仏壇にお線香をあげてきました。
久しぶりに、甥夫婦や孫、ご近所の方々に会えて会話が弾みました。
それぞれに年を重ねて、昔の面影があって懐かしかったです。
そして地元の習慣ですが、二人で1本ずつ「諷誦(ふじ)」をあげました。
ちなみに1本1,000円で、無印の袋や蓮の花のついた小さい袋に入れて名前を書きます。
地元では新盆や法事の時に、諷誦(ふじ)をあげる習慣があります。
私の実家の方も同じで、詳しい理由が分からずに何十年も新盆や法事の時にあげてきましたが、仏教ではどういう意味があるのか調べてみました。


「諷誦(ふじ)」とは
千葉県の九十九里地方から南房総海岸一帯に伝わる旧盆行事の一つで、施餓鬼(せがき)供養で読まれている文章の事を云う。
死者追善仏事の際、施主が仏事の趣旨や供物の内容を述べて、お寺様に誦経をお願いする文で、読経の後にお坊様が読むものです。
故人を偲んで行われる儀式で、全国でも珍しい当地だけの習慣だといいます。



娘夫婦からの今月のプレゼントは富良野メロンでした。
丁度食べ頃で、冷やして美味しくいただきました。

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