初冬の小中池公園を散策




ブログ友の皆さんに色々ご心配いただきましたが、昨日の散歩はあまり影響が無かったようで、今日は体調も良くなってきました。
穏やかな晴天に恵まれた今日、身体慣らしに大網白里市にある小中池公園の紅葉が見たくて実家の妹と一緒に行ってきました。
実家から車で10分ぐらいの所にあります。
小学校の遠足で訪れたことがありますが、今は小中池公園として整備され四季を通して地域の住民が訪れていると聞いております。
またこの他の案内板には「県立九十九里自然公園に指定されており、千葉市土気の昭和の森に隣接し春の桜を中心に美しい景観を楽しむことができます」と書かれています。



駐車場のすぐ脇の広場には遊具や藤棚の休憩所があり、親子連れが楽しく遊んでいました。
黄色く紅葉したイチョウがとってもきれいでした。



広場の入り口に桜の花が咲いていて驚きました。



池に行く途中の坂道の土手にローラ滑り台があって、子供達が歓声を上げながら次々と滑り降りていました。



小中池に到着。
素敵な東屋があって、その右にはローラー滑り台の登り台がありお母さんに手を引かれて小さな子供達が先を競って上がって行きました。



池には大きな鯉が沢山泳いでいました。
欄干をトントン叩くと餌をもらえると勘違いして、何十匹もの鯉が集まってきて圧巻でした。
補足・・・この池での釣りは禁止されております。



池の周りの草刈りをしていた作業者の中に地元の方がおられて、話をしているいるうちに私達姉妹の後輩だと分かり、小学校時代の話で盛り上がりました。
私は妹をその場に残して、写真を撮りに移動しました。
何人か散策している方に出会ってこの池を一周出来るか聞いてみたところ遊歩道が途中で行き止まりで一周出来ないと言われました。









雲ひとつない青空で、紅葉が水面に映って素晴らしい初冬の自然を存分に楽しむ事が出来ました。
また、いつかゆっくりと散策したいと思います。
小中池が人工池であることは知っていましたが、その歴史を説明した看板が立っていたので記憶にとどめておきたいので書きとめました。

このダムは、大網白里市(旧大網町・瑞穂村・山辺村・増穂村・福岡村)茂原市(旧本納町・豊岡村千葉市(土気町)に関わる水田715haの用水補給を目的とした、農業専用ダムです。
昭和8年8月山武郡小中川沿岸用排水改良事業として、当時県議会の承認を得て着工され、途中第二次世界大戦の勃発による悪条件の中で、昭和22年2月迄、14年の歳月と15万人の労力、湖底に沈んだ田畑山林は12haにも及び完成したものです。
以来昭和24年8月のキティ台風、昭和62年12月の千葉県東方沖地震により多少の影響を受けたものの、受益者の適切な管理のもと、現在に至り、地域の重要な農業用水とし、利用されています。
また市内の残された貴重な自然環境の中にあり、四季を通じて地域住民に親しまれています。