新緑が眩しい「小中池公園」を散策

木々の若葉が眩しい快晴になりました。
家の中にいるのがもったいなくて、午前中ご近所の友人を誘って隣りの大網白里市にある「小中池公園」を散策しました。
車で30分ぐらいです。



小中池公園の案内図があり、公園の説明と様々な注意事項が書いてあります。
この池は農業専用ダムとして今でも近隣市町村の重要な水源地です。
昨年の11月23日に新しくなった「小中池公園」を初めて訪れました。
その際にこの池の歴史を書きましたが、再度記しておきます。

このダムは、大網白里市(旧大網町・瑞穂村・山辺村・増穂村・福岡村)茂原市(旧本納町・豊岡村千葉市(土気町)に関わる水田715haの用水補給を目的とした、農業専用ダムです。
昭和8年8月山武郡小中川沿岸用排水改良事業として、当時県議会の承認を得て着工され、途中第二次世界大戦の勃発による悪条件の中で、昭和22年2月迄、14年の歳月と15万人の労力、湖底に沈んだ田畑山林は12haにも及び完成したものです。
以来昭和24年8月のキティ台風、昭和62年12月の千葉県東方沖地震により多少の影響を受けたものの、受益者の適切な管理のもと、現在に至り、地域の重要な農業用水とし、利用されています。
また市内の残された貴重な自然環境の中にあり、四季を通じて地域住民に親しまれています。




新緑が太陽に照らされてキラキラ光っていてとてもきれいです。



趣きのある木の橋の欄干から池を除くと、1mはあろうという丸々と太った鯉たちがぞろぞろ橋の下に寄ってきました。
餌をもらえると思っているようです。
小さい子供連れの若いお父さんやご夫婦も橋の上から歓声を上げたりしていると一挙に30尾以上が集まってきました。
しばらくして餌がもらえないと分かると、自然に水の中に消えて行きました。



鯉に混じって亀も泳いできました。
4本の足をオールを漕ぐように動かしてゆっくり泳いでいます。
時々、ぽこっと頭を水面に出したりして・・・なかなか愛嬌があります。



池の上を鯉のぼりが沢山泳いでいました。
綱が緩んでいるのが尾が水面についています。
池と新緑の風景をバックに友人と写真を撮りっこしました。
背景は見事ですが、人物はよる年波には勝てませんね。
二人してカメラの画像を見ながら「まぁ、こんなもんでしょ」


二人で池の周回路をゆっくりと散策・・・
まだフジやアケビの花は見当たりません。
タンポポ・ハルジオン・スミレ・オオイヌノフグリ・スイバ・ギシギシなど、どこでも見られる野草の花が咲いていました。



これはイタドリです。
子供の頃に遊びながら良く食べたものです。
思いだして一枝採って皮を剥いて食べてみました。
酸っぱいです。
これもジャムに出来ると思いますが、かなり砂糖を使うんでしょうね。
何時か挑戦してみようかな。
1時間余り散策して帰ってきました。



帰り道、人家の塀からはみ出すようにして藤が咲いていてきれいでした。