指定障害福祉サービス事業所「風の村」を散策

昨日は快晴に恵まれ、日中は20℃を超えて汗ばむ陽気でした。
「遊びの森美術倶楽部」の皆さんと一緒に千葉県夷隅郡大多喜町にある指定障害福祉サービス事業所、就労継続B型「風の村」を訪れて園内の里山を散策しました。
何台かの車に便乗して14名が参加しました。



この事業所は、遊びの森美術倶楽部の講師、リアルイラストレーターの浅井粂男先生のご子息が職員として勤務されており、色々お世話になりました。
パンフレットの掲載の許可をいただきましたので「風の村」を少しご紹介させていただきます。

千葉県の大自然に囲まれた大多喜町に野外活動のできる、精神障害知的障害者の働く場として、2012年にオープン。
「就労継続支援事業所」とは、障害者自立支援法に基づく就労継続支援のため の施設です。
一般企業への就職が困難な障害者の方々に就労の機会を提供するとともに、生産活動を通じて、その知識と能力の向上に必要な訓練などの障害福祉サービ スを供与することを目的としています。
☆就労内容
 野外作業・・・農作業・家畜飼育・施設営繕の補助作業など。
 屋内作業・・・プラスチック製品の解体作業・昼食づくりなど。
☆送迎対象地域
 いすみ市茂原市勝浦市大多喜町等の夷隅全地域
 無料で送迎いたします。
その他の地域の方はお問い合わせ下さい。


駐車場の近くの広場にモミジが沢山発芽していて、陽ざしにキラキラ輝いていました。



いよいよ散策開始です。



ギボウシがあっちこっちに生えていました。
これも若葉を天ぷらやお浸しにして食べられます。



チゴユリです。
イヌサフラン科・チゴリ属の多年草で、小さくて愛らしい花です。



ホタルカズラです。
ムラサキ科・ムササキ属の多年草
開花時期は4〜6月で、鮮やかな瑠璃色の花が神秘的です。
沢山群生していました。



ナワシロイチゴです。
バラ科・イチゴ属でツル性の落葉低木。
開花時期は5〜6月で茎にトゲがある。
夏に実が熟しますがあまり美味しくないです。



クサイチゴです。
バラ科・キイト属の落葉小低木。
開花時期は4月〜6月頃で、初夏に赤橙色の実が付きます。
こちらの方がナワシロイチゴより美味しいです。



里山の頂上に展望台があります。
高さがどのくらいあるのか聞くのを忘れました。
展望台の周りはワラビが沢山生えていて、ワラビ摘みや写生を楽しむ方もおりました。



展望台の8合目から「風の村」の全景を眺めました。
新緑が輝く素晴らしい景観です。



角度を変えて美しい山並みを眺めました。



ヤブレガサも沢山群生していました。
新芽はお浸しや胡麻和えにして食べられます。



イチヤソウです。
ツツジ科・イチヤクソウ属。
落ち葉や腐葉土に育った菌類から栄養をもらって育つ半寄生植物です。
花は5〜6月ごろに咲き、梅の花に似ているそうです。



野草の本を片手に、イチヤクソウの観察をしているところです。
急な坂道です。



風の村のフィールドに下りてきました。
ヒルが草の中の虫?を一生懸命啄ばんでいました。
一羽は見張り役でしょうか?しきりに私達を警戒していました。



立派な雄山羊がイタドリを夢中で食んでいました。



山羊の母子です。
グッドタイミングのアングルでした。
母山羊は繋がれていましたが、仔山羊は綱がなく自由に動き回って草を食んでいました。
他にも色々な種類の鶏が飼育されていました。



「cafe てんとう虫」です。
ここで昼食をいただきました。
記念撮影もしました。



ロコモコというお料理です。
ご飯の上に、特製ソースのハンバーグと目玉焼きを乗せたハワイ風どんぶりです。
パイナップルの上に乗っているのは激辛の唐辛子ですが、ご飯やパイナップルと混ぜて少しずつ食べて美味しかったです。
食後のデザートのチーズケーキと合わせて1,000円でした。



皆さんの食事風景です。
男性陣は別のテーブルです。



食後にお店のオーナーが、ハワイアンの歌に乗せてフラダンスを披露してくださいました。
他でもフラダンスを教えておられるそうです。



「風の村」の従業員さん達が手作りのクッキーを購入しました。
種類の違うものを5ヶ買いました。クッキーは1ヶ100円です。
他にもウコッケイの卵も4ヶ200円で販売されておりました。
初めて見る植物もあり有意義な里山散策でした。
遊びの森ハウスに到着したのが午後2時半頃だったと思います。
皆さんはボタニカルアートの授業があるとのことで、お礼を言ってお別れしました。
私が家に着いたのは3時少し前でした。