「桑田・里山の会」11月定例会

昨日は天気予報では雨でしたが、かろうじて曇り日になり「桑田・里山の会」11月定例会が行われました。
参加者も20名ぐらいとやや少なかったです。
作業山の斜面やフィールドにある倒木や枯れた樹木の伐採と片付けです。
女性の新入会員が3名増えて、会も活気を帯びてきました。



女性陣は新入会員と一緒に植物の保護をしたり、里山を案内しました。
子供も大歓迎、お母さんと一緒に散策を楽しみましたよ。



男性陣が枯れ木や倒木の伐採をした幹や切った枝を、運び出したりと作業もしました。



フィールドの隅に並べてあるシイタケのホダ木に、大きなシイタケが出ていました。
これはラッキー・・・お昼の焼きそばの具になります。



ヒヨドリジョウゴが可愛い赤い実をつけていました。



フユイチゴもそろそろ食べ頃です。
散策しながらイチゴを口に含んで、甘い山の恵みを味わいました。



山の尾根の散策を終えて、道路脇の山の斜面に植栽されている杏を見て回りました。
この場所は新会員が増えると杏を1本植えてどんどん増やして行き、この斜面一面杏でいっぱいにして「杏の里」にするのが目的です。
杏が大好きだという会員さんがおられて、自分の杏が植えられることにとても喜んでいました。
少し先の池の堤防には、まだツリガネニンジンやワレモコウ、ノギクなどが咲いていましたが、最盛期を過ぎて心なしか寂しげでした。



急こう配の山の上の方で倒木や枯れ木をチェンソーで伐採して下に落としています。
それを運びやすい大きさに切り軽トラックに積み込みます。
私達も一緒に作業をしました。



里山のフィールドに運んだ木をトラックから降ろして1ヶ所にまとめました。



生物に詳しいKさんに教えられて撮影したのが「みこし草」です。
ゲンノショウコですが、花が終わって種の袋?がはじけると神輿の形になるそうです。
なるほど右側が丁度神輿に見えます。


今日のお昼は焼きそばと焼き牡蠣がメインです。
買い出しや野菜切りは事務局長さんとSさんがやってくれましたが、女性陣が4人ほど一足早く里山センターに行って、焼きそば用の鉄板を洗ったり火をおこしたりとお手伝いしました。
私もSさんから「早く来てね」と言われていたのでセンターに行きました。



里山の作業は午前中で終了して、作業をしていた人達がセンターに戻ってきて待望の焼き牡蠣が始まりました。
この生牡蠣は、兵庫県里山関西支部長さんが毎年送って下さっている赤尾の牡蠣で生でも食せる牡蠣だそうです。
いすみ市で11月3日に開催された「ふるさと祭り」に、赤穂からはるばる参加して下さり里山のブースで売り子して下さったそうです。
尚、里山の会の出品物は、黒米・黒米粉・竹細工・あん里山のパン・オリジナル絵画・ハーブ類・竹炭・シイタケの榾木・ギンナンなどなど。
売れ行きは例年にもまして好調だったそうです。
私は参加しなかったので、里山の会のHP(掲示板)から引用させていただきました。
「桑田・里山の会(いすみ市)」のホームページは下記です。
どうぞご覧ください。
http://www.milmil.cc/user/kuwasato/



焼き牡蠣は1人2〜3ヶ当てです。
小柚子を絞って熱々をいただきました。
プリプリで本当に美味しかったです。



会員が自然薯を掘ってきました。
この太さでも2mぐらい穴を掘って大変だったそうです。



皆が牡蠣に舌つづみを打っている間、事務局長さんが自然薯をスライスしてくれてました。
しょう油を少したらしていただきましたが、シャキシャキした食感で山の恵みを堪能しました。



美味しい焼き牡蠣や自然薯を味わって、皆さんが歓談しながら一段落しているところです。



Mさん夫妻が焼きそば作りを担当してくれました。
手つきがプロ並みで「これじゃ屋台で焼きそばを売れるね」そんな声があっちこっちから聞こえてきました。
本当にお上手なんです。



めいめいお皿と箸を持って並びました。
これは私の分です。



みんな美味しそうに食べています。



焼き芋も出来て、お腹が満腹になっても焼き芋は食べたいです。
皆で分けていただきました。
ほくほくして美味しかったです。
ちなみに、サツマイモは会員Fさんが栽培した芋で、自由に食べて良いとか。
牡蠣や自然薯があって海や山の恵みを味わえて、お昼代は200円でした。
私は撮影が忙しいのと手伝いも程々して、食べるのも忙しくて、じっくり手記をまとめることが出来ないのが心残りでしたが、ざっと里山活動の様子を見ていただければ幸いです。