「桑田・里山の会」7月定例会

昨日は「桑田・里山の会」7月定例会でした。
相変わらずの猛暑の中、現地午前9時集合で20名ぐらいの参加が
ありました。
駐車場だけは男性陣が早く来て草刈りをしてくれています。



朝礼で事務局長さんから、山の斜面の奥の方からの草刈り作業の説明があり、休憩や水分補給をしながら午前中で作業は終了しますと。
フィールドも山の斜面も雑草が覆い茂ってします。
M・Kさんと私は一緒に里山の撮影をするべく、方々を散策して歩きました。



ビオトープの縁のヒマワリの茎にトノサマバッタを発見。
カメラを近づけると、バッタが茎の陰に隠れてようやくシャッターを
切りました。
う〜ん、なかなか立派だね。



ビオトープの山際にヒマワリが謳歌していました。
黄色く輝く花には元気をもらえます。



山の急な斜面を草刈り機のエンジン音を響かせながら大勢で作業を
しています。
ここは会員一人一人の杏の木が植えてあります。
行く行くは杏が大木になって「杏の里」になるよう、頑張って手入れして
います。



お母さんと坊やが仲良く草刈りをしています。
「ぼくもしっかりお手伝いしているよ!」



いつも草刈り機で男性陣に混じって作業をしているAさんです。
本当にありがとうね。
私達は撮影に忙しくてあまり作業が出来ないけれど、広報担当も里山活動を支える立派な仕事だと思っています。



Kさんは、花の終わった紫陽花を切って紫陽花ロードの手入れをして
います。



山の奥の方にアシナガバチの巣があって、ハチが近くを飛んでいます。
Hさんがネットをかぶって斜面を上って行き巣を取り除いてくれました。
まだ巣が小さいですが、ハチの幼虫が何匹も入っていました。



道路を隔てた田んぼの中に白い可憐な花を見つけました。
オモダカといって、細長い葉が人の顔に似ているところから付いた名前だと言われています。



フィールドに戻ってみると、ビオトープの縁の修理をしているところでした。
木をしっかり止め直しているところです。



山の下に隧道があって、田んぼの水が流れてきています。



その水がフィールドの側溝に入り、ビオトープを通って農業用水路に流れて行きます。
水の流れる音が爽やかで涼しさが増します。



ヤマイチジクが可愛い実をつけています。
8月の定例会には熟して食べられそうだね。
周辺にいた人達とそんな話をしていました。



Hさんがこの実は何だか知っているかい?・・・と言って一枝持って
きました。
エゴノキ」の実だといって、皮に毒があるそうです。
側にいたFさんが、子供の頃にこの実を水の中で揉んで川に流して、魚が浮いてくるのを捕まえたといいます。



そこでエゴノ実の写真を取りに行ったら、花のような形をしたものが
ありました。
割ってみると、中は空洞で虫が食ったような跡がありました。
Hさんの話だと虫が入っているということでした。
帰宅して調べたところ「エゴノネコアシ」という虫コブだと分かりました。
「エゴノネコアシアブラムシ」エゴノキの新芽を変形させてエゴノムシコブを作るのだそうです。



昼食は里山センターの庭で焼きそばです。
食材の用意はUさんとSさんがしてくれました。
Mさん夫妻が手際良く、豪快に焼きそばを焼いてくれました。
人参・モヤシ・キノコ・玉ねぎ・それにSさん差し入れの無農薬栽培のニラがたっぷり入っています。
途中からホンビノスガイも周りに置いて焼きました。



こちらではUさんがホンビノスガイを焼いています。
後からアジの丸干しも加わりました。



今日の昼食です。
焼きそばに貝とアジの丸干しがついて300円で、美味しくて豪華なお昼でした。
キュウちゃん漬けとキュウリは私が差し入れました。
皆が美味しいと喜んでくれて良かったです。



午後から残れる人だけ残って、里山センターの竹林で秋のイベントで
販売する為の竹炭の材料作りをしました。
私は家が遠いので作業をしないで帰ってきました。