久しぶりに友と語らう

午後、友人Hさん(女性)の所に「すみれ会」の財政活動に使う黒米とシールを届けに行きました。
毎年里山の会からの購入金額で「すみれ会」に提供しています。
今日はお互いに時間が取れて、それぞれ持ち寄りのお茶菓子をつまみながら本当に久しぶりに3時間もおしゃべりをしてしまいました。
Hさんは私より3歳年下で彼女が20歳の時に知り合い、途中何十年もブランクがありましたが私が60歳を過ぎた頃に偶然の出会いがあってそれ以来旧交を温めています。


それでもお互いに忙しくて時々イベントなどで顔を合わせた時に、二言、三言話す程度で「そのうちに時間を作ってゆっくりおしゃべりしようね」というのが二人の口癖です。
Hさんは主に、民話の語り部や子供向けに絵本の読み聞かせをしたり、大人向けの朗読などの活動をしています。
今年8月に九条の会主催の「第6回平和の集い」では、朗読劇「忘れないで福島」の脚本作りから演出まで手掛け、本人も出演して観客の感動を呼びました。


人間関係が希薄で老若男女が暮らしにくい社会で、また、憲法九条改正が叫ばれている今、朗読を通して平和の尊さを伝えられるような活動をして行きたいと言います。
1人では活動の幅も狭いので、同じ価値観を持つ人と一緒に活動の場を広げて行きたいというのがこれからの目標だそうです。
そして人を探している最中だとのこと。


聞く者の心を引きつけるような朗読や語りべは本当に難しいなぁ・・・
そう思ってイベントなどでのHさんの語りべを聞いています。
お互いに活動の場の違いはあれど、背筋をピンと延ばして前向きに生きて行きたい。
そして少しでも人のお役に立てるように。
そう二人で気持ちを新たにしました。