第6回すみれ会総会

昨日の午後1時30分から市の中央公民館で「第6回すみれ会総会」が行われました。
来賓3名・会員25名の出席でした。
この会は「年老いても家に閉じこもらずに自分の特技を生かして、多くの人達と交流を持ち共に助け合って楽しく生きて行きましょう」という趣旨で、手芸・短歌・健康体操・パソコン・書道・踊り・施設訪問・ピンポン・歩こう会などに参加して楽しく活動しております。



役員は1時間前に集合して、会場のセッティングをしました。
来賓席の隣りには、会員のKさんが生けた素敵な生け花が彩りを
添えています。



お茶菓子も市販の物に加えて、会員手作りのヨーグルトムース・黒米のぼた餅・塩麹の漬け物・コーヒー・レモングラスティーなどと豪華です。



午後1時30分「第6回すみれ会総会」の開会です。
すみれ会会長の挨拶のあと、来賓からのご挨拶を受けて和やかに
進行して行きました。



まずはじめに、長寿のお祝いが行われました。
80歳以上の会員が10名おられます。
そこで、会からささやかですがミニバラの小鉢がプレゼントされ、
皆さん大変感激しておられました。
私たちも皆さんのように元気で長生きできるようにしたいものです。


次に講演「どうなるの?私たちの年金」という題で、年金者組合東金支部支部長さんからお話を聞きました。
以下、内容を掻い摘んで書いてみました。
年金制度の内容は複雑で一言では説明できないですが、20歳以上60歳未満の全ての人が加入を義務化されております。
特に第2号被保険者(サラリーマンや公務員など)は、夫が退職した後、妻の国民年金への届け忘れが多く、いざ受給年齢に達した時に、加入期間が不足していてもらえない。
というケースが良くあります。
そういう制度を知らない人も多く、会社や行政で指導する必要があります。
現在、厚生年金の平均受給額(1ヶ月分)・・・男性193千円・女性112千円。
女性の方がはるかに低いですが、それだけ働く女性の賃金が低いということです。
年金も物価スライド制を導入して毎年減り続けております。
その一方、介護保険・健康保険・市民税などは上がっています。
消費税が上がれば一層の負担が増えて、多くの年金受給者の生活は困窮してきます。



途中で「どんぐりころころ」を歌いながら、背伸びをしたり指の運動をして
身体と気分をほぐしました。


引き続き、議事に入り事務局より1年間の経過報告を、会計から会計報告と予算案が提示され、質疑応答を受けて承認されました。
こうして総会は午後4時に無事に終了しました。



会場の後ろに、お茶・黒米・アクリルタワシ・会員の作品(かご・編み物・ブローチ・ビーズのネックレス)などが展示されております。
お茶・黒米の販売は、会の重要な財政活動の柱です。
好調な売れ行きで会の運営は安定しております。



この海苔は、福島県相馬市で海苔店を営んでいる
「佐々木海苔店」の品物です。
原発被害により、地元では黒海苔は生産されておらず、殆んどが
他県の海苔だそうです。
会員のSさんが千葉県に住む友人を通して被災地支援活動の一つとして、
支援の協力をしております。
海苔の売れ行きも良かったです。