高坂園芸さんでネリネの球根選別・他にも魅力がいっぱい!

朝から小雨が降ったり止んだとはっきりしないお天気です。
午前中、高坂園芸さんにお邪魔してネリネの球根の選別作業を手伝いました。



作業の前にローゼル畑を見せていただきました。
これは赤いローゼルですが畑一面に広がるローゼルに、さすがプロの栽培だと圧倒されました。
私が種をあげて昨年試験栽培を試みたところ、花は半日でしぼんでしまいますが実が切り花として魅力があり、しかも長持ちすることが分かったそうです。
そこで、今年本格的に栽培に踏み切りました。
今年も種は私が提供しました。



こちらは白いローゼルです。
白の方が種が少なかったので栽培面積が少ないです。



白いローゼルが咲き始めています。
高坂さんが花を食べてみたら酸味があったそうです。
そこでガクごと全部食べたら、ガクの所に蜜があるので少し甘く感じたと言います。
また、奥さまが若芽を茹でて食べたところ、茹で過ぎてモロヘイヤのようにトロッとした食感だったそうです。
さっと茹でてドレッシングを工夫すれば、食べられそうだと話しておられました。



所々に白いローゼルの葉が黄色くまだらになっているのがありました。
これがどういう原因でこうなるのか、とても気にかけておりました。
我が家では2年栽培して一度もこういう現象は出なかったです。



ビニールハウスの中で、奥さまと一緒にネリネの古い皮を剥いてサイズ別に選別する作業をしました。
ネリネの中でもダイヤモンドリリーと言って高級品です。
ネリネは実生から最初の開花まで6年ぐらいかかるといわれており、花を育てるのも大変なことだと思いました。



これが皮を剥いてサイズ別にした球根です。
ラッキョウみたいな感じですね。
結構手間のかかる作業で、いくらやっても球根が減らないといいます。
こういう作業なら私にも手伝えるので、又お邪魔することにしました。
作業中、雨も本降りになり涼しくて作業もしやすかったです。



お昼頃になって雨が止んだので、オキナワスズメウリを見せて
いただきました。
こちらの畑は葉も枯れてきました。



こちらの畑は実がまだ青いです。
真ん中に白い小さな蕾がありその左に小さ目の葉がありますが、これは日本原産のスズメウリです。
葉の大きさもオキナワスズメウリの葉と比べて半分ぐらいです。
高坂さんは、オキナワスズメウリスズメウリを交配させて見たいと話しておりました。
そういう話を聞くと、交配が成功したらどんな実が出来るのか興味津々
です。



ちなみに、これが日本原産のスズメウリの実です。
小さな花が終わって、初め青い実が付き熟すと写真のように白く
透き通った実になります。
実の大きさは1cmぐらいです。
この写真は2011年11月に里山で撮影したものです。



お花を沢山いただいてきました。
オキナワスズメウリはリースにして飾りました。



ピンク・紫・イエローの花はリコリスです。
右側の花はタイ原産のクルクマです。
花びんに挿しきれないので、義姉の所におすそ分けしました。