グループホーム「憩の家」訪問

すみれ会のメンバーで、隣りの市にあるグループホーム「憩の家」を訪問しました。
皆それぞれ忙しい中、踊りの練習を重ねて今日の日に備えました。
演目は「花笠音頭と炭坑節」の踊りと歌です。
午後2時過ぎに現地に到着しました。
スタッフの方々に広間に案内され、オーナーさんからご挨拶をいただきました。



すみれ会 会長のNさんの挨拶のあと、最初に花笠音頭を披露しました。
はっぴに色とりどりのタスキをして花笠を持って踊る姿に、ホームの皆さんが拍手をして喜んでくださいました。



司会者が「動きが早い踊りで息が切れたから次は童謡を歌います」と、
言いました。
ふるさと・あかとんぼ・虫の声・通りゃんせ・里の秋の5曲を音楽に乗せて
ホームの皆さんも一緒に歌いました。
通りゃんせを歌った時は、アーチを作って2〜3人のホームの方と一緒に
くぐり抜けながら歌ってとても盛り上がりました。



最後にホームの皆さんと炭坑節を踊りました。
座っている方々も手拍子をしたり手踊りしたりと楽しそうでした。



あっという間に時間も過ぎて、用意して下さったお茶をホームの皆さんと
一緒にいただきました。
名残しいですが「また来てね!」という言葉に見送られて「憩の家」
後にしました。


オーナーさんから「憩の家」について少しお話を伺いました。
入居者はすべて個室で、家賃・電気代等で65,000円。
食事は朝食が400円・昼食が450円・夕食が500円・おやつ代が150円。
1日の食事代・おやつ代が1,500円になります。
しめて1ヶ月の費用が110,000円になります。
他に医療費・おむつ代・理美容代・消耗品は実費となります。
他に入居やサービス・利用についての詳しいお話を聞くことが出来なかったので、了解を得てホームページに掲載されている内容を一部引用させていただきました。

☆サービスの特色
大自然に恵まれた環境に囲まれ、家庭的な雰囲気の下、入浴・排泄・食事等の介護・その他日常の生活上の世話及び機能回復運動等を行う。
☆利用条件
要支援2〜要介護度1〜5の者で、認知症(嘱託医の診断書が必要)の状態であり、次の条件を満たす者とする。
1.少人数による共同生活を営む事に支障がないこと。
2.自傷他害の恐れがないこと。
3.常時医療機関において治療をする必要がないこと。

途中おしゃべり会の会場に立ち寄り、はっぴ・花笠・タスキなどを整理してティータイムを取りました。
1ヶ月の入居費用が110,000円で諸雑費は実費となると、私たちの年金では到底払いきれない。という話が出ました。
女性が後に残った場合、年金の選択肢がありますが、夫の年金を選択した場合、今60%ぐらいしか支給されません。
60%では入所出来るところがないのが現実で、安心して入所出来る特別養護老人ホームの増設がどうしても必要です。