第5回平和の集い

隣りの山武市「のぎくプラザホール」にて、午後1時30分より「第5回平和の集い」が開催されました。
主催・・・東金地域・九条の会
後援・・・山武市山武市教育委員会山武市社会福祉協議会
    東金市東金市教育委員会東金市社会福祉協議会
    大網白里町大網白里町教育委員会大網白里町社会福祉協議会
    九十九里町九十九里町教育委員会九十九里町社会福祉協議会



その前に12時からロビーでバザーが開かれました。
広く皆さんに呼び掛けて、衣類・バッグ・日用雑貨・装飾品などが所狭しと
並べられ、100円〜1000円ぐらいの値段で販売されておりました。
売れ行きも盛況だったようです。






また、出演者に贈呈する花束作りも行われていました。
後で聞いた話ですが、福島の被災者がバザーに参加されて海苔の販売をしておられたそうです。



会場はやがてほぼ満員になり260名を超える来場者があったそうです。
入場料は無料ですが、カンパを募りました。
主催者の中間発表では、76,000円以上集まったそうです。



主催者の挨拶のあと、最初に小杉佐知子さんのコカリナの演奏が行われました。
オカリナは土で作ったもので、木で作ったものがコカリナだと、ご本人から
説明がありました。
小杉佐知子さんは宮城県石巻市で震災のチャリティーコンサートを行い、
津波で被災した松の木で作ったというコカリナで演奏をして下さいました。
特に、ふるさと・アメージンググレイスは心に沁みわたりました。



次に小杉佐知子さんの指揮で、日本コカリナ協会基礎コースと山武コカリナ隊の皆さんの合同演奏が行われて、浜辺の歌が素敵でした。



2番目に、九条の会の会員や有志による朗読劇「フクシマより・・・普通の暮らしを返せ・・・」が演じられました。
福島に原発が出来た頃から話が始まり、当時から色々な事故が起こっていましたが、住民には何も知らされなかったと言います。
スクリーンに映し出される映像はとても痛ましく、被災者の皆さんの気持ちが・実態が朗読の中で時には憤りを持って、時には辛くやり場のない気持ちが語られました。






この場面は家族の会話です。
母親が子供のことを一番に考えて、他の地域に移ろうと言いますが、父親は他に行っても仕事も無いしどうして生活して行くんだッ、俺はこの地に残る。と夫婦喧嘩が始まりました。
子供達はそれをとても悲しく思い、両親をいさめています。



朗読が終わって出演者全員で「青い空は」を、力いっぱい歌っている
ところです。



地元の成東高校吹奏楽部の生徒さんが、若さとエネルギッシュな演奏をしてくださいました。
吹奏楽の名前を愛称で「ナルスイ」と呼ぶそうです。
女子の軽やかなダンスも入って、舞台いっぱいに若さがはじけて素晴らしかったです。
曲目は、上からマリコ・ふるさと・マイバラード名探偵コナン・里の秋・
ダンシンメガヒッツ・などです。









アンコールはレッツスイングでした。
拍手が鳴りやまず、舞台と会場が一体となった素晴らしい演奏で
「第5回平和の集い」は、大成功のうちに終了しました。
もっともっと内容の濃い集いでしたが、上手くまとめられなくて簡単なご紹介になってしまいました。