里山の春

里山の会3月定例会です。
昨日の雨も上がって暖かい春日和になりました。
今日は食事担当のN・Kさんが都合によりお休みで、私が混ぜご飯の具を煮て行く約束をしていました。
作業は出来ないけれど里山の空気を吸いたくて、具の入った鍋を持って
参加しました。



朝礼で今日の作業の説明がありました。
里山のシンボルの傘亭の修理用の竹を伐り出すことと、柱用の杉を伐採
して皮をむく。
それと、敷地内の側溝の清掃です。
主に男性が中心の作業で、女性陣は食事担当と新会員の里山案内に
分かれました。
Y・Kさんと私は里山案内を担当しました。



鎌で杉の皮をむいているところです。



きれいに皮をむいた杉を傘亭の中に保管します。
かなり重いそうで、本当にご苦労さまです。



会員が植えたクレソンです。
清水の流れている側溝にびっしり生えています。
すぐそばにセリも沢山生えていました。



トウキョウサンショウウオの卵塊です。
落ち葉の上に上げてから撮影し、又水に戻しました。
側溝やビオトープのあっちこっちにありました。



ビオトープに幾つものニホンアカガエルの卵塊がありました。
生物に詳しいKさんに教えていただきました。



シイタケの木を伐採して置いていたら、天然のシイタケが生えてきました。
見つけた者の勝です。新会員の方と二人で分けました。



シュンランが咲き始めました。
毎年保護しながら草刈りをしているので、徐々に増えています。



Kさんの声かけで、周りの人が集まって急きょ植物の勉強会になりました。
左のふきのとうが雄花・右が雌花だそうです。
雄花は花粉があるので、やや甘いそうです。
雄花のふきのとうの方が多いとのこと。
周りの人達の感想は、地下茎で増えるので花粉でも交配するの?
まったく気がつかないで採っていた。
また一つ勉強になりました。



待っていたお昼です。
私が持参した混ぜご飯の具です。



料理担当者の手で、豪華で美味しいちらし寿司になりました。
総勢29名の参加者で、ご飯が足らないほどでした。



Sさん差し入れの麹入りの漬け物です。


里山の春を沢山見つけることが出来て、沢山の仲間に会えて久々にリフレッシュ出来ました。
それと、ご飯の具が美味しいと喜んでもらえたことも嬉しかったです。