ベニカミキリの幼虫

うす曇りの寒い日になりました。
風がないので朝の内に枯れた真竹を細かく割って燃やしました。
竹の中から薄黄色の幼虫が何匹も出てくるのにビックリ!
竹の中は細かい粉がいっぱいです。
私は少し手伝うくらいで焚き火にあたっていましたが、カメラを持ち出して幼虫を集めて写真を撮りました。
死んでいるのかと思いきや、時々頭を動かす・・・こんなに寒いのに竹の中で越冬しているんだぁ。
二人で、何処から竹の中に入るのか不思議にしていました。
後でインターネットで検索してみて納得しました。



竹の中で越冬中の幼虫です。
驚いたことに、周りの細かい粉は排せつ物で、これが花粉症や
アレルギー性皮膚炎などに効果があるという記述が幾つかありました。



もっと沢山いたようですが、すでに夫が駆除したあとでした。
大きい幼虫は3cmぐらいあります。
伐採した竹を6月頃まで放置しておくと、成虫が竹の節に産卵し、
孵化した幼虫は竹の中を食べて成長するそうです。
成虫はきれいな紅色をしていて、エサは栗やガマズミ・ハゼなどの花の蜜だそうです。
庭に栗の木があるので、花の咲く頃に成虫を見られるといいのですが・・・。