珍しい赤い花の蕎麦「高嶺ルビー」

お昼頃からポカポカ陽気の良いお天気になりました。
すみれ会で里山の会から購入した黒米30kgの選別と袋詰めを、午後からおしゃべり会の会場「おわさや」で行いました。
作り手の里山の会のラベルを貼るとグ〜ンと付加価値が付き、イベントで販売しやすくなります。
車で会場に向かう途中のことです。
一人の男性がカメラでしきりに写真を撮っているのを見かけました。
ゆっくり車を走らせて側を通ると、一面赤い花の蕎麦畑で目をみはりました。
時間がないので帰りに私も写真を撮ることにしました。
選別作業に時間がかかって、会場を後にしたのが午後5時少し前でした。
こんなに遅くなってしまって、赤い花の蕎麦畑の写真が上手く撮れるのか気持ちが焦りました。
夕方になって、カメラ越しに見る蕎麦畑はあまり鮮明ではありません。
後悔しても始まらないので、普通に撮って、次に望遠で何枚か撮ってみました。
パソコンに取り込んでみると、やっぱり鮮明さに欠けていました。
看板が立っていて、そこには「遊休農地を利用した景観形成のための植栽等」と、書かれていました。
品種は「高嶺ルビー(タカネルビー)」と書かれていました。
こんなに広い農地を荒廃させないで、こういう活用も素晴らしいと思いました。



高嶺ルビー(タカネルビー)和名をベニバナソバ


高嶺ルビーの事を調べてみました。
この蕎麦の原産地は中国雲南省からヒマラヤで「タカノ株式会社」と信州大学名誉教授の氏原暉男(ウジハラアキオ)氏が共同開発した品種だそうです。
アントシアニンが含まれていて、少しくせがあり、コシが強く茹でてすぐ食べないと、蕎麦がくっつきやすくなるそうです。