捨てる前に活かすことを


キズ梨


千葉県のいすみ市は梨の産地としても有名です。
友人の親しい方が梨の生産農家で出荷が最盛期になり、キズ・虫食い・皮目の悪いもの・形の悪いものなど、出荷できない梨をコンテナで何杯も捨てているそうです。
手間をかけて育てた梨を捨てるのは忍びないので、鶏の餌にもらってくれないかと声をかけられたそうです。
友人は鶏を無農薬資料を与えて平飼いで育て、卵を農産物直売所などで販売しています。
生産者の気持ちも良く分かるので梨をいただいたところ、人間が食べられる梨も沢山あって、まず人間が食べる分を選別して残りを鶏に与えているとのこと。
私にも、良かったら梨をもらってくれない。と声をかけられました。
畑から即ゴミとして捨ててしまうのはもったいないです。
私も喜んでいただきました。



見かけはキズや形が悪いけど、味は変りません。
早速皮をむいて容器に入れて冷蔵庫に保存しました。
こうすれば美味しくいただけます。
栽培する苦労を考えると、周りで協力しあえば捨てる前に食用や家畜の餌に活かせる作物が沢山あると思いました。