なごみ農園だより

昨日1ヵ月ぶりになごみ農園を訪れました。
まず、田んぼの合鴨に会いに。



5月の初めに田んぼデビューした合鴨たち11羽はすっかり大きくなって元気よく泳いでいました。
人の姿が見えると、餌をもらえると思ってス〜ッと寄ってきます。
長年合鴨農法を続けているので、田んぼに殆んど雑草がなくなり害虫も少なく、餌不足が生じて無農薬飼料を与えているそうです。
稲までついばむようになって、6羽引き上げて同じく合鴨農法を始めた仲間に差し上げました。



農園の周辺はウツギが満開で、緑の中に白い花が点在していてきれいでした。



ビックリグミが赤く熟し始めて摘まみながら、奥さんと農園を散策しました。



レモン・八朔・温州ミカンの花が沢山ついています。
花の香りがあたりに漂って、とっても爽やかでした。



八朔の花



ハナイカダ


午前中、鶏を7羽間引きして屠殺し毛を抜く作業があり、西田さん夫妻・Oさん、Tさんと私でしました。
奥さんも体調が徐々に回復されて「みんなに会えて嬉しい」といって、周りが心配するくらいハイテンションでした。

鶏を90℃のお湯に30秒つけて、すぐ冷水に入れます。
こうすることで良く毛が抜けるそうです。



バーナーで産毛を軽く焼きます。


処理した鶏はいただけるということで、申し訳ないような有難いような・・・。
無農薬飼料で放し飼いで育てた卵や肉は、美味しいと評判です。
私は1羽房総地鶏をいただきました。
お茶をいただきながらしばし雑談をしてから、お昼はOさんが予約してある「手打蕎麦ゆい」に出かけました。



奥さん手作りの、そら豆羊かんとキンカンの甘露煮です。
美味しかったです。





お千葉県でも紅葉で有名な、養老渓谷の近くにお店がありました。
古民家を再生して落ち着いた雰囲気の素敵なたたずまいです。
完全予約制で、営業時間は11時〜14時(売り切れ次第終了)
国産の蕎麦を石臼で引いた十割蕎麦だそうです。
野山の天せいろ・ゆばせいろ・他に何品かありましたが、奥さんと私は「ゆばせいろ」をいただきました。
しこっとした腰の強さと蕎麦の香りも良く、生ゆばが美味しかったです。
Tさんは「野山天せいろ」でした。
デザートは生ゆば羊かん?を黒蜜でいただきました。
店内にはギャラリーもあって、昔の着物で作った小物や陶芸作品が展示即売されていました。
料理や店内の撮影が禁止されているので、残念ながら雰囲気が上手く伝えられません。
お食事はOさんがご馳走してくださいました。
お店を出て、大多喜町「ゆば喜」という手作り豆腐のお店に立ちより、試食をしながら店内を一回り・・・。
ゆば豆腐・さつまあげ・黄粉飴・黒豆などを買って帰ってきました。
お陰さまで、みんなで楽しい春の一日を満喫しました。