なごみ農園で「ボカシ」作り

曇り空です。なごみ農園も稲が順調に生育して、合鴨4羽が元気に田んぼで働いています。
西田さんの「こ〜い、こい、こい」という掛け声に餌をもらえると思った合鴨たちが餌場にス〜ッと寄ってきます。
そこを狙って写真を何枚か撮りました。
合鴨たちは餌がもらえないと分かると、また田んぼの中ほどに泳いで行ってしまいました。



今日は「EM1型のボカシ」作りをしました。
メンバーは西田さん夫妻・高梨さん・私の4人です。
高梨さんも無農薬飼料を与えて鶏を飼育しており、鶏舎の匂い消しにボカシが一番効果的だといいます。
今日作ったボカシを分けてもらうとのこと。
これは生ゴミ処理用のボカシで、なごみ農園では生ゴミ処理が大きな目的で、生ゴミや野菜くずにボカシを混ぜて鶏の餌にしています。
鶏糞の匂いが大きく軽減されてこの鶏糞を田んぼや畑の肥料にしており、循環型農法の一端をになっております。
すでに、西田さんがEM原液・糖蜜・水を混ぜてEM活性液を作ってあります。
ボカシ1回分の材料は米ぬか・・・6kg・もみがら・・・0.6kg・EM活性液・・・1.5リットルです。
コンクリートミキサーにもみがらを入れEM活性液を1/3ほど入れて撹拌し、もみがらに液をしみ込ませてから米ぬかを入れ、残りの液を徐々に注ぎながら撹拌します。
撹拌時間は3分です。



EM活性液

もみがらにEM活性液を注ぎます

だまをもみほぐして出来具合を確認中

ビニール袋に詰めます。

ポリ容器に入れて密閉して完成です


しっとり、ふわふわなボカシが出来たらビニール袋に詰めます。
これを繰り返して、80kg入りのポリ容器に8分目ぐらい入れて密閉して完成です。
2〜3ヶ月かけて発酵させ、ぬか床のような匂いがしてきたらボカシの完成です。
午後1時過ぎに作業が終わりました。


サプライズがあって、高梨さんの弟さんから勝浦で釣ったというボラが大量に届きました。



早速お刺身にしてお昼にいただきました。
生姜しょう油と酢味噌ダレが用意され、どちらも美味しかったです。
もちろん調理は西田さんの奥さんです。
他にもスパゲティや、ミント・赤しそ・梅ジュースの寒天寄せなどをご馳走になりました。
ボラを2匹いただいてきました。
1匹はご近所へおすそ分けして、夕飯はお刺身にしていただきました。
我が家での調理は夫です。