4月の里山「春がいっぱい」

4月里山の会定例会です。
汗ばむほどの暖かい日になり、参加者もいつもより多く挨拶を交わす顔・顔・顔・笑顔がいっぱいです。
里山も春の植物が沢山・・・カエルも蝶もテントウムシカナヘビなども元気に動きまわっていました。
今日の作業は草刈ですが、まずお昼の天ぷら用にタラの芽やシイタケを取りました。
私達は、山を散策して春の植物を探して歩きました。
整備した山には太陽が燦々と降り注ぎ、昔普通に生えていた植物が戻ってきました。
豊かになった里山の春を写真でご紹介します。



朝礼中です。20数名が参加しました。

ビオトープの草刈です。

ビオトープに植えられた陽光桜がきれいです。

ヤブレガサ(まだ開かないのを撮りました)

ニホンタンポポです。
西洋タンポポとの違いはガクヘンが反り返っていないことです。
春にしか咲かないことと、昆虫を媒介して受粉するので
昆虫が少ないと繁殖力が少ないです。
それに比べて、セイヨウタンポポは春から秋まで3〜4回開花し、自家受粉でも種が出来ます。
しかも種が小さく遠くへ飛ぶので繁殖力が強いです。

タラの芽です。
お昼に天ぷらでいただきました。
その他に、シイタケ・イワシ丸干し・ハタハタの干物は炭火焼。
朝鮮蛤の味噌汁・焼きそばと、みんなで里山の春の恵みと海の恵みを
堪能しました。

ウラシマソウです。マムシソウと良く似ていますがツルがあります。

キランソウです。別名「地獄の釜の蓋」ともいわれています。

シュンランです。山がきれいになったことで徐々に増えつつあります。

ベニシジミです。幼虫で越冬します。
食草はスイバ・ギシギシ・ノダイオウなどのタデ科の植物です。

ニホンアカガエルです。絶滅危惧種に指定されています。