なごみ農園訪問・・・続き

昨日の続きです。
なごみ農園の運営も28年が経過して、西田さん夫妻が高齢になるとともに体調を崩されて農園の維持管理が難しくなってきました。
夫妻の意志を継いで農園を借りてくれる方を探しておりました。
そして田舎暮らしの仲間で農園をやってみたいという、若い方が現れ時々農園に通っているそうです。
とっても気立てが良く仲間内では愛称でZちゃん(女性)と呼ばれています。
耕運機の使い方も覚えが早くて、今年米作りをしたいと張り切っています。
オーナー夫妻とも気持ちが合って期待が持てそうです。


なごみ農園では、合鴨や鶏を無農薬飼料を与えて日中は放し飼いして卵は販売し、1年以上経った鶏や合鴨は殺処分してラーメン屋さんに肉を提供したり仲間内で分けたりしていました。
それも出来なくなり鶏も極力減らしているそうです。
そこで、西田さん夫妻と親しいSさんから「お坊様を頼んで鶏の供養をしませんか」という提案があったそうです。
夫妻は気持ちに区切りを付けるために承諾したそうです。
そこで鶏の供養が行われました。



ベランダのテーブルに高坂園芸さんのフラワーアレンジメントが飾られて準備が整いました。



お坊様の読経が始まり皆さん静かに頭を垂れて聞き入りました。



供養が終わり、西田さんの音頭で乾杯をしてから食事会になりました。



お料理はO・Mさんが作って下さり自然食です。
酵素玄米のおにぎり。キャベツ、車麩、人参入りの生春巻き。レンコンボール。タケノコのバジル和え。フキ。ドライトマト。ドライユリです。
スープは新玉ねぎとキャベツが入っていました。
まろやかな味で心のこもったお料理に皆さん絶賛でした。



ご馳走をいただきながら歓談も一段落したところで、Sさんが歌詞カードを配ってくれました。



こいのぼり・みかんの花咲く丘・かあさんの歌・学生時代・二人は若い・青い山脈・最後にふるさとを歌って終わりにしましたが、若い頃がよみがえって有意義な合唱でした。
タイミング良く湖のウシガエルも「ゴーン、ゴーン」と、合唱に加わり思わず笑いが起きました。



デザートはヨモギケーキです。これもO・Mさんが作ってくれました。
ケーキに小さな野草の花が乗っていて作り手の心がこもっています。
材料はヨモギ・小麦粉・豆腐・八朔の皮が入っているそうです。
美味しかったです!



私がいただいたのはスミレの花の乗ったケーキでした。
私が差し入れしたドライレモングラスとドライレモンバーメナのハーブティーが美味しいと喜んでもらえて良かったです。



寄木細工が気になって持ち主のO・Mさんに見せていただきました。
寄木細工は田舎暮らしのSさんが作ったもので、筆文字はプロが書いたものだそうです。
「三保」の保の所が顔になっています。
素敵な言葉なのでご紹介します。

      あなたの心
      満たす世界で
      優しさを
      もらいながら、自らの
      あなただけの
      道を歩く
      その使命は、行動は、
      誰のためのもの?
      自分の心を満たす?
      そこから周りに
      幸せ広げるその
      真ん中にあなた




裏面は「ありがとう」です。
午後3時過ぎに散会しました。
出席者は15人で会費は1人1,500円でした。
久しぶりに皆さんに会えて本当に良かった!・・・健康が一番ですね。
私は西田さんの奥様のお車に便乗させてもらい、彼女の自宅で自分の車に乗り換えて帰ってきました。
お互いに体調の良い時に、農園に行く約束をして。