お見舞

今朝は花冷えで寒かったですが、日中はポカポカ陽気になりました。
人生の大先輩であり友人でもある84歳のKさんが、2月の終りに脳梗塞で倒れて入院したという話を聞き、本当にびっくりしました。
左半身に麻痺が残ったものの、言語障害もなく今はリハビリ病棟に移ってリハビリ中だとのこと。
入院直後のお見舞は遠慮して3月もお彼岸があったりして遅くなってしまいましたが今日、友人のAさんと一緒にお見舞に行ってきました。
Aさんも私が独身の頃勤めていた会社の上司の奥さます。
当時は社宅に住んでおられ、会社の帰りに社宅にお寄りして手作り餃子を良くご馳走になり、妹のように可愛がっていただきました。
それから長い年月を経て、Aさんが福岡地区に家を建てて田舎暮らしを始めたのがきっかけでお会いするようになり、一気に長い空白の年月は縮まって当時の絆が戻ってきました。
75歳まで看護師として働いていたそうで、声も若々しくハツラツとしています。
私が関わっている「福岡地区福祉ネット」の会員で、グランドゴルフ・健康麻雀・俳句・習字と、元気で活動しています。


話を前に戻しますが、Kさんと話をしていても私達二人のことが分かっているのか不安な気持ちになることが度々ありました。
少し認知症が始まっていると聞いていましたが。
80歳をとっくに過ぎても「やりたいことが沢山あって忙しい」と、目を輝かせていたのに・・・
人間病気になると本当に弱いものだと痛感させられたと同時に、すごく寂しい気持ちになりました。
81歳のAさん曰く「私だって何時どうなるか分からない。だから今を一日一日精いっぱい楽しんで生きているのよ」と。
人生の終焉は年の順ではないので、Aさんの言葉が胸に沁みました。
私も自分らしく好きなことを楽しみながら生きなくちゃ。
そして、ちょっぴりでも良いから人様のお役に立ちたい。