悔いが残る日になった

友人といっても80歳を過ぎた人生の大先輩のおばあちゃんで、小型犬3匹と暮らしています。
用事があって昼間伺う約束をして20分早くお宅に着きました。
ところが、先輩は身支度を済ませて今から車で出かけるところだと言います。
約束したことはすっかり忘れていました。
出かける前で良かった。と言って、部屋に通されてビックリ・・・
犬の抜け毛とドッグフードが部屋中に散乱していて足の踏み場もない状態でした。
今までも少々部屋が散らかっていたことはありましたが、こんなことは初めてです。
ざっと掃除をしてあげた方がいいのか、先輩の気持ちを傷つけないか・・・すぐ出かけるということだし・・・色々迷いつつ用事をすませて帰ってきてしまいました。
そして、ざっとでも掃除をしてあげれば良かったのに・・・と、悔いが残って気持ちが重いです。


最近の先輩は特に物忘れがひどくなって、約束したことも何回も電話して確認しないと用事が済まないのです。
でも、サークルのお楽しみ会や映画会などは良く参加するので、私が車で送迎して一緒に楽しんでおります。
先輩も「連れて行ってもらって本当に楽しかった」と、喜んでくれます。
長いこと現役を続けていてリタイヤ後も、何時も前向きで好奇心旺盛で凛としています。
なるべく家族や人様に迷惑をかけたくない。と、いうのが口癖です。
近くに家族がおりますが、それぞれ勤めていてお孫さん達も学校へ通っていたりして日中は誰もおりません。
私自身くよくよするくらいならば、今度伺った時、気軽に「掃除してあげましょうか」と、声かけてお手伝いしようと思いました。