第11回遊びの森美術展

6月16日〜6月23日まで、千葉県茂原市の遊びの森ハウスにて「第11回遊びの森美術展」が開催されております。
私も取材を兼ねて美術展を鑑賞させていただきました。
ボタニカルアートは歴史が古く、写真のない時代に世界各地で採集した植物を精密に描いたことが始まりだといわれております。
リアルイラストレーターの浅井粂男の絵画教室で絵を描いている皆さんは、自然が大好きで植物や昆虫、野鳥にも興味津々で、日々の暮らしの中でも自然に目が向き、その都度教室に色々な題材や話を持ちこんで浅井先生にお聞きしたり図鑑で調べたりして知識を深めているそうです。
そんな皆さんの素晴らしい力作の一部をご紹介致します。



遊びの森ハウスの玄関です。



ハウスの脇に「森のバザー」が展示即売されております。
陶芸・植物などです。



飾り下駄・布草履・・ラベンダースティックなどが展示即売されております。



高坂園芸さんから大型のパイナップルリリー球根が展示即売されて
おります。



こちらはオキナワスズメウリの苗です。



室内展示場の一部です。



浅井粂男先生の作品は里山の暮らし」をテーマにした作品が多いです。
この絵画は大網白里市の、とある民家を描いたものです。
田植えの終わった田んぼに民家が映っていて優しい春の風景です。
この民家を中心にして里山食物連鎖の絵画が展示されております。
それをご紹介します。



      『1』           『2』            『3』
『1』コサギがカエルを食べる。
『2』オオタカコサギを倒す。
『3』死んだオオタカバクテリアが分解する。



      『4』           『5』            『6』
『4』土中生物。
『5』土中の栄養で草が育つ。
『6』草食の昆虫が草を食べる。



      『7』           『8』
『7』肉食の昆虫、トンボがバッタなどを食べる。
『8』カエルがトンボを食べる。


次に生徒さんの力作をご紹介いたします(順不同です)
蛍光灯の光で良く撮れなかった作品もありますが、実物は素晴らしいです。



トルコキキョウ・・・浅井粂男先生



アゲハチョウ・・・高坂敏政さん



りんどう・・・松永幸子さん

 

ノシラン・・・浅井亜美子さん



カタクリ・・・江刺家寿々子さん



犬(ブルチャン)・・・松永ゆみ子さん



原種のグラジオラス・・・高坂順子さん



玉虫・・・山崎里子さん