高坂園芸「パイナップルリリーの球根切り」

今日も暖かな曇り日でした。
午後、高坂園芸さんにローゼル(紅・白)の種を届けに行きました。
高坂園芸さんでは、花も実もきれいなので切り花として出荷を考えているそうです。
今年、ビニールハウスを移設してオオムラサキや他の種類のアゲハチョウもハウスの中で飼育したいと言って、高坂さんが場所を案内してくれました。
チョウの種類によって食草が違いますが、何とかなりそうだとか・・・


ビニールハウスの中に、珍しい花が咲いていました。

スイセンバルボコジュームという名前で原種系のスイセンです。
ペチコートスイセンとも呼ばれているとのこと。
ヒガンバナ科スイセン属で、原産地は西部ヨーロッパだそうです。



スイセンイエロージャイアント。
自然交雑して育った花で、一回り大きいです。
高坂さんは、今このスイセンを増やしているところだといいます。


息子さんがパイナップルリリーの球根切りをしているところで、4時半頃までお手伝いをしました。



パイナップルリリーが分球して、親球根の周りに子供の球根が沢山
ついています。



良く切れる包丁で切り離します。



これは親球根で子供の球根と分別しています。



この大きな球根はパイナップルリリーコモサ グリーンというそうです。
丈が150cmぐらい伸びて花穂が30cmほどあり、花の色はグリーンだそうです。
右側の球根は実生から30年は経っているといいます。
手前の真ん中にあるのが普通の球根で、その差にビックリしました。
象の足のようなイメージがしました。
左の少し小さい球根をいただいてきました。


高坂園芸さんにおじゃまする度に珍しい植物や興味深い話題があって、おじゃまするのがとても楽しみです。