マリーゴールドはスゴイ植物!

今朝、午前8時からNHKBSプレミアムのいのちドラマチックで、マリーゴールドのことを放送していて感動しました。
マリーゴールドはスゴイ力を持った植物であることを。
以前、北海道の大根栽培農家では、大根に黒いシミが付き、売り物にならなくて大変苦労をしていたそうです。
それは、センチュウという虫が根に入り込み大根の細胞を腐らせてしまう。
農薬を使ってもセンチュウは死なないし、農薬中毒になってしまう人もいたとのこと。
ところが、マリーゴールドの苗を植えたところ、つやがありシミもない大根が出来たそうです。
土を調べてみたら、土3cm四方に24匹いたセンチュウが1匹になった。
マリーゴールドは「αーテルチェニル」という化学物質が根から出て、センチュウを退治する力があるといいます。
マリーゴールドを畑に栽培し、一面花が咲いたらトラクターで耕して土にすき込み、大根を植えるそうです。
北海道ではマリーゴールドは大根農家の救世主となったといいます。
また、マリーゴールドカドミウムなどの重金属を、水に溶かし根から吸い上げる力もあるとのこと。
毒を吸っても耐えられる理由は、液胞の中に重金属を閉じ込め無毒化する能力があり、草丈が大きいものが良く吸収するそうです。


ヒガンバナも球根に毒を持ち、モグラなどの小動物の侵入を防ぐ働きをしています。
夫曰く「俺もモグラ対策に、家の周りにヒガンバナを植えて見ようかな」
そういえば、ミミズが結構いるせいか、野菜や草花を植えると、必ずモグラが土を上げてしまいます。
環境を浄化してくれる植物が、まだ他にも沢山ありそうです。