ウォーキングで春探し

小春日和の午後、ウォーキングに出かけました。



河川の水門が閉じられて、方々の農業用水路に水が入り始めました。
さらさらと流れる水の音が耳に心地よく響きます。
まもなく水田に注がれて田植えの準備が始まります。



道の端にノカンゾウの若芽が群生しています。
若芽を天ぷらやお浸しにすると美味しいです。



カラスノエンドウがチラホラ咲き始めてきました。



どこかの畑のそらまめの花が風に揺れています。



人家の塀越しに白椿が咲いています。


日々変化して行く春の田舎道、写真を撮りながら歩く私は夫に追いつくのに息を切ってしまいます。
幸い私の地域では地震の被害も殆んどなく米作りも例年通り出来ますが、宮城県の農家の話によると、ブランド米の「ささにしき」「ひとめぼれ」の産地では、12000ヘクタールの水田が津波の被害に遭い、塩害を取り除かないと稲は作れないし、1年以上かかるとか。
それに放射能汚染で、どうなるか分からないそうです。
東北の穀倉地帯が一日も早く復興出来るよう祈るだけです。