小学校の同窓会







厳しい寒さが続いています。
待望の小学校の同窓会が開催されました。
各学年2クラスの小さな小学校で、6年生2クラスの合同同窓会です。
60名余りの人数ですが、今日は30名弱の人達が集まりました。
70歳が目の前になると、亡くなった人や体調を崩している人も少なからずいて出席者も年々減少して寂しくなります。
恩師も私達1組の先生1人で、2組の先生はすでに亡くなられております。
恩師も体調を崩されておりました。
恩師を囲んで、または4〜5人でかたまって積もる話に余念がありません。
皆の記憶に強く残っているのが、真冬の朝毎日行われる耐寒マラソンです。
昭和29年当時は皆貧しくて、半袖のペラペラの体操服に、裸足か、わら草履を履いて霜柱をザクザク踏みながら走るのが本当に辛かったです。
ほんの一握りの裕福な生徒が靴を履いて走っていました。
また、当時は課外授業が良く行われました。
夏は川へ泳ぎに行き、秋は写生・冬は雪が降ると雪合戦をやり、体育の授業が雨の時は先生が良く偉人伝を読んで下さいました。
色々な思い出が走馬灯のようによみがえり、皆で笑ったりしんみり語り合ったり料理を食べる暇がありません。
スパルタ教育でしたが熱い情熱を持った先生で「負けじ魂」をしっかり学びました。
そのおかげで「今の自分がある」というのが生徒皆の実感で、時には兄であり、時には親であった恩師の温かさと厳しさが今でも伝わってきて、とても貴重な時間を共有することが出来ました。