社会福祉法人「ゆりの木苑」訪問

昨日、すみれ会(女性サークル)の会員15名で、午後3時〜3時半まで社会福祉法人「ゆりの木苑」を訪問しました。
歌と踊りで皆さんに楽しんで頂こうと時間を調整して練習を重ね、ゆりの木苑の駐車場に午後2時半に集合、はっぴに着替えて最後の踊りの練習をしました。



職員の方に控室に案内されて、身支度を整え手を消毒してから会場に伺いました。
「皆さんが楽しみにしております」という職員さんの言葉に、私達は大いに勇気づけられました。

最初はお互いに緊張気味でしたが、車座になって出迎えて下さった皆さんの真ん中で会員達の歌声が始まりました。
ふるさと・七つの子・ゆりかごの歌・赤とんぼと、昔懐かしい歌声が会場に流れるうちにお年寄りの皆さんが手拍子をしたり歌を口ずさんだりと、とても和やかな雰囲気になりました。
ラストは里の秋です。中には子供の頃を思い出して涙が出てきたというお年寄りもおられました。



次に踊りです。出し物は「竜馬音頭と炭坑節」の2曲です。
会員の盛り上げ方も上手で、一緒に踊りの輪に入って踊るお年寄りや手拍子を打つ方、椅子に座って踊っていた方が椅子から下りて踊ったりと、本当に楽しい30分でした。
「こんなに楽しくて今日は最高!今度歌も歌ってみる」と、顔を紅潮させていた方もおられて、お年寄りの皆さんも職員さんも、私達も嬉し涙があふれてきました。
ほのぼのとして名残惜しい雰囲気の中、ゆりの木苑を後にしました。
私達会員の多くが高齢者の仲間入りをして、これから先何かの事情で家庭での日常生活が困難になった時、どういう生き方を選択したらいいのか、様々な施設を訪問しながら知識を深めつつ、お年寄りに少しでも楽しんでもらいたい。というのが会の趣旨でもあります。