「高齢者専用賃貸住宅」を訪問

昨日の午後、すみれ会(女性サークル)で、隣りの山武市本須賀にある高専賃くつろぎ(高齢者専用賃貸住宅くつろぎ)」を訪問しました。
ホームの皆さんに楽しんでいただくことが第一目的ですが、様々な施設を訪問して自分達の将来の参考にすることも目的の一つです。
「お待ちしていました」と言われて、スタッフの方に控え室に通されました。
ここで身支度を整え、はっぴ姿で会場に案内されました。



皆さんもスタッフさんもお待ちかねで、すみれ会の会長のあいさつの後、踊りを披露しました。
「まりと殿様」・沖縄の踊り「遊び庭(アシビナ)」の2曲です。



次に歌を歌いました。
皆さんやスタッフさんに歌詞カードを配り、すみれ会のメンバーも皆さんのお隣に座って一緒に楽しく歌いました。
曲名「ふるさと・赤とんぼ・里の秋・通りやんせ」です。
「通りやんせ」の時は、スタッフの方とおばあちゃんがゲームに参加して下さって盛り上がりました。



最後に炭坑節をおばあちゃんと一緒に踊りました。
この踊りは知っている方も多くて、大変盛り上がりました。


イベントが終わってから、スタッフの方にホームの中を案内していただきながらお話を伺いました。
最後に、会場で皆さんと一緒にお茶をご馳走になりました。
手作りの大学芋が美味しかったこと!
玄関で、あるおばあちゃんに「また来てね。きっとだよ。待ってるよ」と言ってハグされました。
胸が込み上げてきて、別れがつらかったです。


お話を伺ったことと、いただいたパンフレットを参考にしながら、簡単に内容を紹介させていただきます。
こちらは厚生労働大臣が定める基準に適合した高齢者専用の住まいで、家族的な雰囲気の中で誰もが安全安心に暮らせるよう、工夫しているそうです。
各部屋10畳ぐらいの広さでトイレ、洗面付きで全館バリアフリーです。
家具は入居者が用意します。
食事は団らん室で皆さんが一緒に摂りますが、体調の悪い方には部屋に運ぶとのこと。
家庭的で心温まる食事を提供し、季節や行事に合せて四季折々の変化に合せたメニューを提供しているとのことです。
また、24時間常駐スタッフがおり、医療機関とも連携をとって体調が悪くなったら夜中でも往診してもらえるそうです。
『利用料金は』
敷金・・・200,000円  
部屋代・安心サポート代・共益費・食費・を含めて、約150,000円
医療費・理美容代・衣服費・おむつ代・介護保険利用の自己負担などは個人負担。
有料サービス・・・食事介助・各住居の清掃・洗濯・外出付き添い。


これからますます厳しくなる年金生活では、施設に入れる人は限られる。
今もらっている年金では到底入れない。
安心して命をまっとう出来る特別養護老人ホームを、もっと国で作ってほしい。
これが、帰りの車の中でのメンバーの率直な感想でした。