上形ふじさんの油彩展

9月18日〜10月20日まで上形ふじさんの油彩展がご自宅で開催されております。
上形ふじさんは、21歳の時に満州から引き揚げてこられてその後婚され、1960年代の歴史的な三池闘争に社員だったご主人ともども参加された経験をお持ちです。
その中に、労働歌の作詞・作曲で有名な「荒木栄さん」もおられたそうです。
66歳の時に趣味で油絵を始め、一時ご主人の介護で絵をやめておりましたが、千葉に移り住み、ボタニカルアート「浅井粂男先生」と出会ったことがきっかけで再び絵を描き始めたといいます。
2006年にご主人を亡くされて失意のどん底におりましたが、絵を通して出会えた多くの仲間のお陰で元気をもらったと笑顔で話しておられました。
85歳の今、普段は健康の為にスイミングに通い、絵を描き本を読み、やることが沢山あるといいます。
仲間の皆さんは、人生の大先輩にさりげなく手を差し伸べて交流を深めています。
私が上形さんとお知り合いになったきっかけは、2007年に上形さんが油彩展を開催した時に取材をさせていただいて、私のホームページに掲載したことでした。
「上形油彩展&ヴァイオリンDUO」
http://www11.plala.or.jp/miyotya/syumi46.htm
大変喜んでいただいて、それ以来時々お目にかかる機会に恵まれました。
今回の油彩展も素晴らしい作品がズラリと展示されています。
「ぜひお会いしたかった」と、おっしゃっていただいて感激しました。
偶然、ダリア園の仲間たちとお会い出来て、お茶を頂きながら楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
一部の作品をご紹介いたします。



玄関の展示(フラワーアレンジメントは高坂園芸さんの作品です)
ヴァイオリンの2作品は双子のお孫さんがモデルで、
海外でご活躍のヴァイオリニストです。



床の間の展示(フラワーアレンジメントは高坂園芸さんの作品です)



居間の展示