飼育最後の蛹が羽化した

晴れ時々曇りの穏やかな一日でした。

コロナ禍で自粛生活をしている中で、アゲハチョウの幼虫を室内で飼育しました。

私の不手際で何匹かの幼虫を死なせてしまいました。

最後の蛹が今朝8時ごろに黒く変わっていました。

時々気にかけていたのですが、9時半過ぎに覗いてみたらクロアゲハがすでに羽化していました。

内訳はナミアゲハが10匹・クロアゲハが3匹・ナガサキアゲハが1匹です。

中でも、ナガサキアゲハの羽化を見られたのが最大の喜びでした。

 

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午前9時39分の撮影です。

立派なクロアゲハでした。

最後ぐらい殻を割って出てくるところを見たかったなぁ・・・

 

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午前11時01分、翅を広げて移動を始めたので裏側から撮ってみました。

 

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午前11時04分、カーテンに止まったまま、2時間あまりこのままの状態でしたが、午後1時40分頃に室内を飛び始めたので外に出しました。

大空へ飛び立ち、すぐに姿が見えなくなりました。

8月初旬から10月初旬まで2ヶ月間、一生懸命飼育しましたがひとまずアゲハの幼虫の飼育は終わりです。

多少の苦労はしましたが14匹が無事に羽化して大空へ飛び立って行きました。

 

外の柚子の枝に4匹の幼虫がおります。

見つけたのは1週間ぐらい前で5~6mmでしたが、今日は15mmぐらいに育っています。

この幼虫たちは蛹で冬を越して羽化するのは来春になります。

終齢幼虫の青虫くんになったら部屋に入れて保護しようと思っています。

アシナガバチなどがしょっちゅう巡回しているし、外敵が多いので4匹が青虫になれるという保証はありません。

野外で自然に羽化できるのは1~2%ぐらいだそうです。

可愛そうだけど、飼育するのに少し疲れたので自然体に任せることにしました。