ウォーキングで見つけた野草

曇り時々晴れの寒い日です。

昨日のウォーキングで見つけた野草をご紹介します。

 

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ヒメオドリコソウが地面に這いつくばるようにしてポロンポロンと咲いていました。

産毛に覆われた葉っぱの間から顔を出した可愛い花がいじらしく感じます。

 

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陽だまりにハコベが 咲いていました。この花も清楚で可愛いです。

 

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道路脇に枯れた野草の穂が風に吹かれて揺れていました。

太陽に照らされてキラキラ光っていて素敵でした。

 

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畑の隅っこにヤブツバキが咲いていました。

赤いツバキは元気をもらえます。

 

話題が変わりますが広報紙「福祉ふくおか」が出来あがってきました。

そこで野草の事を書いた私の記事をご紹介したいと思います。

 

「人知れず咲く野の花に魅せられて歩く」

私は時間のある時に健康のためにカメラを片手にウォーキングをしています。

春から秋へと移り変わる田園風景は美しくもあり元気をもらえます。

そして、道端や林、草藪に人知れず咲く清楚で美しい野草にすっかり魅せられてしまいました。

名前の分からない野草は一枝取ってきてインターネットで調べていますが、名前や生態が解った時は感動します。

野草にも様々な歴史があることに気づかされました。昔から薬草として用いられてきたゲンノショウコドクダミカキドウシ・スギナ・クズ・ユキノシタなどなど。

又、食草として知られているヨモギタンポポ・ツクシ・フキ・スイバ・ハコベ・セリ・ノカンゾウヤブカンゾウなど。他にも沢山あります。

それに、江戸時代や明治時代に日本に渡来して、やがて野生化した帰化植物も多くあります。

又、小豆の原種だというヤブツルアズキも見つけました。他に似たような種類でノアズキ・ツルマメアズキ・タンキリマメ・トキリマメなども草や木に絡みついて黄色の可愛い花を咲かせます。

まだ名前の知らない野草が沢山あって、新たな発見を楽しみに歩きたいと思います。

中でも花の美しい帰化植物を幾つかご紹介します。

 

マルバルコウソウ

熱帯アメリカ原産で、江戸時代に渡来して野生化した。

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アカバナユウゲショウ

アメリカ原産で、明治時代に渡来して野生化した。

 

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オオセンナリ

南アメリカのペルー原産で、江戸時代末期に渡来して野生化した。

 

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ムシトリナデシコ

ヨーロッパ原産で、江戸時代に観賞用として渡来して野生化した。