義弟を見舞う

風が少し冷たいですが快晴の五月晴れになりました。
私達3人姉妹で、療養型老人施設に入所している義弟のお見舞いに行ってきました。車の運転は妹でした。
義弟は実家の妹の旦那です。施設に入所して2年が過ぎました。
食事は胃ろうで右手は少し動きますが仰向けに寝た切りで、しかも重度の認知症です。
妻である妹が「私が分かる?」と聞くと頷きます。
自分の子供や孫もあまり分からないとのこと。
私達のことも分からないですが、話しかけていると少しずつ記憶をたどっているようで何回も何回も私たちを見ます。
心臓に入れたペースメーカーの寿命が1年ぐらいだとの事。
年齢が76歳なので延命処置はしないことにしているそうです。
もし意識がはっきりしていたら、さぞかし今の状態では堪えられないだろうと想像してしまいます。
だから認知症の今の方が幸せなのかもしれない・・・3人でそんなことを話したりしました。
そして、お互いに身体に気を付けて好きな事をしながら日々を過ごすことが幸せだと。
3人が揃う事も珍しいので、料理店で昼食を食べておしゃべりも出来て新緑の山と田園風景を車窓から眺めながら帰ってきました。






実家の庭に珍しいバラが咲いていたので撮りました。
名前が分からないとのこと。