6月里山の会定例会


昨日、6月里山の会定例会が行われ参加しました。
梅雨入りしたばかりですが、晴天に恵まれ25名が集いました。
朝礼で今日の作業の説明があり、たくましく伸びている雑草の草刈りと、農業用排水溝に落ちている枯れ枝や草の除去作業でした。
事務局長さんから良い報告がありました。
「桑田・里山の会」をはじめ、様々な自然保護団体と農家の方が参加して話し合いが持たれた中で、冬の水田に水を張りドジョウやカエルなど色々な生き物を増やして、農薬を半分に減らした米作りをする農家が少しずつ増えてきたといいます。
「桑田・里山の会」の長年の地道な活動も評価されて、これから益々楽しみです。



急な山の斜面の草刈りは本当に大変です。



私たちはビオトープの草刈りをしました。
ビオトープの中と周りと結構大変でした。



Kさん(男性)がビオトープの周りにヒマワリの苗を植えました。
アマガエルの子供が沢山飛び交っていて、ヒマワリの葉に
ぴょんと飛び乗りました。



ご近所?のおじいちゃんとお孫さんが、ビオトープでザリガニ釣りをしていました。
声をかけたら、釣れているそうです。
「こういう光景がもっと多く見られるようになると良いねぇ」
作業をしながら、そんな会話が飛び出しました。



かなり暑くて傘亭で休憩を取りながらの作業になりました。
コップがないので、会員が竹を切ってコップを作りました。
遊び心たっぷりの竹コップで飲む水はひとしお美味しかったです。


一息ついたところで、5月に毛虫の駆除を行った広葉樹林アジサイの様子を見て歩きました。
大量の毛虫に襲われたクヌギやコナラは、半分枯れたものもあり生育が悪いです。
アジサイは元気に咲き始めました。















杏も見て回りました。
新会員も増えて新しい杏の苗木も植えられています。
今年は不作で殆んど実が付いていませんでした。



待望のお昼は焼きそばです。
里山のフィールドで汗を流しながら作りました。
これに豆腐のおつゆと、差し入れのタクワン・茹でたそら豆もあって、
賑やかに美味しくいただきました。



隣りではアジとイワシの干物を焼いています。
この他に一夜干しのイカと、差し入れの真竹も焼いていただきました。
自然の中で汗を流し、皆でいただくお昼は最高でした。
忙しくて食事風景の写真を撮るのを忘れました。


午後から男性陣は草刈りを、女性陣は里山センターで食事の後片付けをした後でコーヒータイムをしながらおしゃべりを楽しんで散会しました。



車を走らせていると、黄金色に波打つ一面の麦畑が目に飛び込んで
きました。
道路を挟んで両側に広がっています。
今まで見たことのない規模に圧倒されて、写真を撮りながらしばらく
眺めていました。