里山の会4月定例会

昨日は、朝から良く晴れて穏やかな行楽日和になりました。
里山の会4月定例会で、新会員も増えて30名ぐらいの参加者で里山もがぜん活気づきました。
私も作業はあまり出来ませんが、仲間達に会えるのが楽しみで参加しました。
活動の様子を写真と共にご紹介します。



朝礼で事務局長さんから、今年度の大まかな活動計画と
今日の作業の説明がありました。



Kさんを中心に、パイプを組んで傘亭の修復作業が行われています。



竹炭を焼く準備も始まりました。
こちらはEさんが中心になって、竹を窯の中に詰めているところです。
窯の外では天木を作って窯の前に運ぶ作業も行われています。



こちらはHさんが中心になって、鯉のぼりを上げる準備をしております。
山から山へロープを渡して鯉のぼりを吊り上げる作業は大変です。



女性陣の作業は、アジサイに発生した毛虫の駆除と樹木の根元の草刈りです。
かなり新芽を喰われている木もありました。
手で駆除していたのでは間に合わないので、キンチョールを噴霧しました。
下に生えているセリにまで発生していて、気持ちが悪いこと・・・
まだクヌギ類の落葉樹が芽吹いていないですが、5月の定例会には
毛虫の大発生が予測されます。
昨年はシャチホコという毛虫が大発生して、多くの落葉樹が丸坊主になりました。



ビオトープのアオコも取り除きました。
大量に発生していて、池の真ん中は取り除くのが大変でした。



タラの芽が少し芽吹いていました。
今年は遅いです。



里山の散策も毎回楽しみの一つです。
エビネ・キンラン・ギンランなどの貴重な植物の観察と保護も
大切な仕事です。



ヤブレガサが群生しています。
傘をつぼめたこのくらいの大きさだと、
天ぷらやお浸しにして食べられます。
多く食べると下痢したりすることがあるそうです。



キランソウが咲き始めました。



可愛いスミレを見つけました。
今年は開花が遅いようです。


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今では数少ない日本タンポポです。
見分け方はガクが反り返っていないのが日本タンポポです。



キブシが満開でした。



ミツバアケビの花と蕾です。
キブシに絡まって咲いています。
こんな可愛い花から、あの紫色の大きなアケビが実るんですねぇ。



周りの景色に合せて茶色のトノサマバッタを見つけました。
切り株に乗せて撮影しました。
この切り株も仲々風情がありますね。


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一足早く、鯉のぼりが里山の青空に高く上がりました。
遠くからも良く目立ち、里山の人気者です。



お昼は、初物のタケノコご飯とスープ肉じゃがです。
撮影するのを忘れましたが、初物のタラの芽の天ぷらと
会員差し入れのフルーツ・たくあん・チョコレートも
ありました。



修復中の傘亭のしたで昼食をいただきました。
急きょ天ぷらが加わって、食事担当のN・Kさん、Eさん、Tさんの3人は
調理の時間が遅くなって大変でした。
お陰さまで、楽しみにしていたタケノコとタラの芽をいただくことが
出来ました。
昼食が終わってから、資料が配られて平成23年度の活動報告及び会計報告、平成24年度の活動計画及び予算案が提示されて承認されました。