これからの医療はどうなる?

昨夜7時30分よりNHKで、日本の、これから「医療に安心できますか」という番組の中で、医師会・厚労省と市民50人が大激論をしました。
医師不足に悩む勤務医の過酷な勤務時間が浮き彫りになり、患者を幸せにしたいと思う使命感で働いているが、過酷な勤務に耐えられなくて辞めていく医師もあり、その分残った医師の負担が更に重くなって、救急車も受け入れられなくてたらい回しの常態、もしくは救急医療を断っているという報告があり、市民だけでなく医療の現場も危機状態にある事に驚きました。
アンケートでは、勤務医・開業医・看護師など医療関係者を含む多くの人が「医療に安心出来ない」という回答でした。
ある勤務医の方が「医者と市民が一緒に頑張らないと、医療制度は変えられない」と、話していました。
一方、厚労省の担当の方のお話は、現状にはほど遠い発言で、まったく現場を把握していない事が良く分かり、行政がこの有様では不安がいっぱいです。