七草粥もどき

1月7日に七草粥を食べて無病息災を願う習慣は古くからありますが、私は子供の頃に大根と蕪の葉の入ったお粥を食べた記憶があり、近年では里山の会で七草粥を食べたことがあります。
この時も七草が全部入っていたかは定かではありません。
それに、私は今まで一度も七草粥を作ったことが無いです。



今年は無病息災でありたいと思い、家の周りで七草を探しましたが仲々見つかりませんでした。
そこで、家にある小松菜と側に生えているハコベを摘みました。
小松菜は七草には入りませんが、大根の葉がなかったので代用することにしました。



調べたところ七草粥は余ったご飯でも良いということで、お昼に作って食してみました。
ハコベがやや青臭いように感じましたが、程良い塩味で優しい味でした。


春の七草
せり・なずな(ペンペン草)・ごぎょう(ハハコグサ)・はこべら(ハコベ)
ほとけのざ(コオニタビラコ)・すずな(蕪)・すずしろ(大根)
この中で、ほとけのざは春に咲くピンク色のほとけのざとは違います。
黄色い小さな花が咲く草のようですが、私はまだ良く分かりません。
一度見たいと思っている植物です。
今年里山で出会えると良いのですが・・・


七草粥にどんな効能があるのか調べてみました。
セリ・・・目の充血や目まいを予防する。
ナズナ・・・消化機能を整える。
ゴギョウ・・・咳を止め、たんを切る働きがある。
ハコベラ・・・胃炎や胃弱に効果がある。
ホトケノザ・・・筋肉の痛みを和らげる。
スズナ・・・胃腸を整えて熱を下げる。
スズシロ・・・胃腸の働きを助ける。


年末から年始にかけて暴飲暴食で疲れた身体を整えるのに、最適な食事だということが分かりました。