昆虫の世界も弱肉強食


何者かに襲われた幼虫
6月22日にナガサキアゲハの幼虫を発見してから、成長が楽しみで毎日様子を見ていた。
3〜4日過ぎたころ、大きくなった幼虫の姿が見えない。
葉の裏や木の根元を良く探したが見つからなかった。
それどころか、2〜3mmの幼虫が無数にいたのに、どんどん数が減っている。
木には小さいクモや、ウスカワマイマイ・アマガエルなどが良くいる。
これは何者かに食われている。
幼虫の天敵を調べたら、ハチ類・ハエトリグモ・カメムシなどだった。
アシナガバチが時々飛んでいる。
昨日2cm位の幼虫が2匹元気にしていたのに、今朝見たら1匹が死んでいた。
お昼頃になってもう1匹が死んでいた。
今日、目にとまった幼虫は3〜8mmぐらいのが2匹しかいない。
このままでは全部食われてしまいそう。
私には育てられないので、自然の摂理に従うことにする。
昆虫の世界も弱肉強食で、生き延びて成虫になるのは大変なことなんだ。
期待が大きかっただけに、目の前で起こった現実にショックを受けている。