NHKスペシャル

夕べNHKスペシャル高倉健が出会った中国」を見ました。
「単騎、千里を走る」という映画の撮影現場のドキュメントでした。
中国人の出演者は全員素人で、健さんと徐々に信頼関係がきずかれて行く様子が丁寧に描かれていました。
高倉健さんは、映画を通して、中国全土の人達に知られているそうです。
撮影の過程で、中国の出演者のお一人が「日本に偏見を持っていたけれど、高倉健さんの映画を見てから、希望が持てるようになった」
「お互いの長所を認め合い、自分の短所は見直す事が大切」と、話していました。
又、高倉健さんも「人が人を思う事が一番美しい」と、繰り返し話していました。
ご本人の、寡黙で謙虚で、包容力ある人柄に、改めて感動しました。
日中関係がギクシャクしている今、こういう交流はとても暖かくて、大切な事だと思います。
心温まるひと時でした。