河津桜のお花見会

昨日、大多喜町のTさんの山で河津桜のお花見会が行われました。
私は6日と聞いていたのですが、連絡の取り違いが早く分かって参加することが出来ました。



西田さんグループは11人、私は西田さんの車に乗せていただいて現地に行きました。
道路の脇に「河津花まつり」の立て札が立っていました。
11時頃到着・・・参加者は50名ぐらいとか、すでに大勢集まっていて宴会が始まっていました。
主催者のTさんにご挨拶をしてテーブルを確保しました。



2〜3ヶ所のテーブルに、キムチ・羊かん・カレーライス・サラダ・おにぎり・パン・飲み物などと容器がが置かれていてセルフサービスです。
西田さんグループで担当のおにぎり・大根の甘酢漬け・サラダ・甘酒もテーブルに用意しましたよ。
キムチはTさんお得意の料理で、これがまた絶品の味でした。



奥の方ではイノシシの肉を焼いていました。
主催者グループの方のお一人が猟師でイノシシを捕獲して解体し、冷凍保存しておいた肉だそうです。



私達のテーブルにも焼き立てのシシ肉が振る舞われました。
解体処理が良いので臭みもなく柔らかくてとっても美味しかったです。
それとタレは甘口でプロ並みの味付けです。



宴もたけなわ・・・カラオケが始まりました。
唄い手が入れ替わり立ち関わりで、懐かしい昭和の曲が流れて良い雰囲気です。



私はある程度お腹が満たされてきたので撮影して歩きました。
Tさんのお話では、暖冬のせいで早まった桜の花が雪にやられて花の色が冴えないとのこと。
確かにピンクの鮮やかな色ではないです。



あっちこっちの桜にミツバチが沢山群れていました。
Tさんに伺ったところ、ミツバチの箱を用意してあるけど箱が気に入らないのかミツバチが巣を作らないとのこと。
この山は元々は田んぼだったそうでご自身の土地だそうです。
それを開墾して長い年月をかけて河津桜若木を150本ぐらい植えたそうですが、定着したのは100本ぐらいだと話しておられました。
この場所が道路からかなり高い位置にあるのできっと棚田だったのでしょう。
駐車場を整備したり仮設トイレを設置したりと、至る所に細かい配慮がなされていました。



駐車場の脇に柵がしてあり、山羊の親子がいました。
子供たちが側に行っても母山羊は怒る事もなく、モクモクと草を食べています。
赤ちゃん山羊はお乳がほしくて懸命に母親について歩いていました。



一方、高坂さん夫妻は栽培しているクリスタルリリーとアリウムコーワニーの2種類の花を小さな花束にして参加者に配っておられました。
可愛い花束をいただいた方達が嬉しそうにしていて、花は人の心を優しくしてくれます。
2時半頃になり、三々五々帰られる方達もいて私達も後片付けをして・・・
Tさん曰く「いつもなごみ農園で皆さんにお世話になっているので、今度は私も恩返しをしたいと思って花見会をしている。なごみ農園組の皆さんに、沢山残っている料理を持って帰ってほしい」と。
お言葉に甘えて皆でいただきました。
そしてお花見会の会場を後にしました。



帰りに「田代の滝」を見てきました。
Sさんが滝のすぐ近くまで行ったので撮影をしました。
この画像は印刷して後でご本人に届けることにします。
見晴らし台にいても滝の冷気が伝わってきて気持ちが良かったです。
ホタルも出るそうですが、夜の道は怖くて歩けないかも・・・


ここに到着するまでかなり山奥で細い道を車で走りました。
途中の少し広い場所に車を止めて後は歩きです。
あっちこっちに田んぼの名残があって用水路もあります。
昔は米作りが行われていたと推測されますが、こんなに高い山奥での米作りはさぞ大変な苦労があったのでは?・・・
Tさん達6人ぐらいの仲間達で山奥の細い道を整備して滝の近くに見晴らし台を作ったとのこと。
どこまでエネルギーがあるのか、発想と行動力に脱帽です。



帰る途中で赤信号待ちの時に、タイミング良くいすみ鉄道の電車が発車したところに出会い撮影しました。
こういうチャンスはめったにないことです。


なごみ農園で高坂さん夫妻と一緒にお茶をご馳走になりながらしばらく歓談・・・身内同様の親近感があって、あっという間に5時になっていました。
慌ててそれぞれ帰路につき、私は自宅に着いたのが6時を回っていました。
久しぶりになごみ農園までマイカーで行ったので往復2時間・・・ちょっと疲れました。