「特定秘密保護法」が今日施行された

テレビ朝日の夕方のニュースの中で特定秘密保護法が今日施行されました。と聞いて、暗い気持ちになりました。
コメンテーターは「危険極まりない法律で、これから国会で廃止を求めて行かなければならない」と応えていました。

日本の安全保障に関する秘密情報を漏らした公務員や民間人に厳罰が科せられる。
公務員は最長10年の懲役刑、秘密を得ようと計画したり扇動したりする国民には最長5年の懲役刑で、本当に秘密に関する必要があるのかどうかのチェック機関は政府にあり、国民の知る権利が奪われる恐れがある。
また、公務員に対しては「適正評価」といって、思想・信条・プライバシーなど、様々な身辺調査が行われる。
国から事業を受注し秘密の提供を受けた民間企業やその下請け企業で働く労働者、派遣労働者も調査の対象になる。
調査は本人だけでなく家族も対象とされる。などなど。

国民の知る権利はもちろんのこと、言論の自由も奪われて行くのでは?
集団的自衛権行使容認」と合わせて恐ろしい法律だと思います。
政府は真綿で首をしめるように、じわじわと法律の改正を試みています。
ここで「憲法九条」を守ることは国民の義務だと思いました。
14日の衆議院選挙は、そういう意味でも日本の進路を決める大事な選挙だと思います。